赤ちゃんに限ったことではありませんが、食べるスピードが早すぎると、満腹感を得る前に食べすぎてしまいがち。
大人でも食べ過ぎを抑えるためにゆっくり食べることが推奨されていますので、赤ちゃんに離乳食を与えるときも、次々にスプーンを口に運ぶのではなく、一口の量を少しずつにして、次の一口も時間をかけてゆっくり与えてみてください。
ほかに気をそらす
与えるべき離乳食の量を食べさせ終わっても、赤ちゃんがまだ食べたそうにしていると、かわいそうに思ってつい食べ物をあげてしまいがち。そんなときは食べさせるのではなくほかのことで気をそらせてみてください。
たとえば、昼間だったら外に散歩に出かければ、いろいろと刺激になるものを見て食べ物のことを忘れてくれるかもしれません。
外に出られないときには、部屋の中で移動したり、おもちゃや絵本などで遊ばせたり、ほかのことに気が向くよう誘導してみるのもいいですね。
栄養のバランスを考えながら、楽しい離乳食タイムを
離乳食の時間、筆者にとっては苦痛以外の何でもなかったのですが、こんなに食べてくれると食事の時間も楽しい時間になりそうですね。しかし、食べ過ぎて悩むこともあると知り、やはり離乳食には悩みがつきものだと改めて感じました。
用意するママは大変ですが、ご飯をたくさん食べてくれるのは素晴らしいことですし、食事は楽しい時間ということを教えるのはとても大切なことです。食べすぎなのか心配な場合、身長や体重を母子手帳の成長曲線で確認し、カーブにそって伸びていれば問題ありません。
子供のペースに合わせて、栄養バランスを考えながら、できるだけ楽しい食事時間を心がけたいものですね。
- 国立市役所 子ども家庭部 子育て支援課 子ども保健・発達支援係「離乳食困った相談 Q&A」(http://www.city.kunitachi.tokyo.jp/kosodate/kosodate/kosodate9/1465447579494.html,2020年9月7日最終閲覧)
- 富士見市健康増進センター「離乳食のおはなし〜離乳初期編〜」(https://www.city.fujimi.saitama.jp/kosodate_kyoiku/kosodate_oen/nenreibetsu/baby/baby/rinyusyokudouga.files/rinyushokinoohanasi.pdf,2020年9月7日最終閲覧)










