フォトジェニックな離乳食を紹介するharugohan_kさんってどんな人?
今回紹介するharugohan_kさんは、2016年11月生まれの1歳の男の子・はる君を育てるママです。
harugohan_kさんはインスタグラム上で、初期のころからほぼ毎日その日にはる君が食べた離乳食のメニューを紹介しています。柔らかな写りの離乳食は、どれもとてもおいしそう!良い意味で手が込みすぎておらず、すぐにまねしたいと思うメニューが多数紹介されています。
ときどき紹介されている食材の下ごしらえ方法も、手順を追った写真付きで紹介されているので参考になりますよ。ときたまかわいいはる君のショットも投稿されていて、見ていてほっこり癒やされます。
まだharugohan_kさんのインスタグラムを見たことがない人は、ぜひのぞいてみてください。
食材の下ごしらえ法&メニューの一例を紹介
ここからは実際にインスタグラムへ投稿された食材の下ごしらえ法と、メニューの一例をピックアップして紹介します。
「下ごしらえした食材がこういう風に食事のメニューに使われているのか!」と参考になること間違いなし。
皆さんも離乳食メニューの参考にしてみてください。フォトジェニックな色合いのかわいらしい食器にも要注目です。
1.ニンジンを使った離乳食
作り方
- ニンジンの皮をむいて、薄くスライスする。ニンジンがかぶるくらいの水で柔らかくなるまでゆでる(薄くすることで短時間で柔らかくゆでられる)
- 柔らかくなったらゆで汁を好みの柔らかさになる程度の量を加え、ブレンダーor裏ごしでペースト状にする(中期からは月齢に合わせた大きさに刻む)
- フリージングする
献立
この日のメニューは以下の通り。(写真左から順に)
- 豆腐とブロッコリーのおかゆ(豆腐小さじ1、ブロッコリー小さじ1、10倍がゆ小さじ4)
- ニンジンとタマネギのポタージュ(ニンジン小さじ1、タマネギ小さじ1、おかゆ小さじ1、ブロッコリー少量)
- サツマイモときなこ(各小さじ1)
この日は離乳食開始30日目、ペースト状にしたニンジンはタマネギと少量のおかゆと合わせてポタージュにしたそうです。
大人も食べたくなってしまいそうな食材の組み合わせ同士のポタージュ、はる君もニンジンの甘みを気に入ったのかよく食べてくれたようす。
どのメニューもとても食欲がそそられるカラフルさに驚きますね!
2.小松菜を使った離乳食
作り方
- 柔らかい葉先をよく洗う
- 沸騰したお湯に入れて柔らかくなるまでゆでる
- 水気を絞ってすり鉢ですり潰し、裏ごしorブレンダーでペースト状にする(中期になったら2~3mmに刻む)
- お好みでお湯やだしでのばし、完成
献立
この日のメニューは以下の通り。(写真左から順に)
- きなこがゆ(おかゆ小さじ5、きなこ小さじ0.5)
- タマネギとニンジン(タマネギ、ニンジン各小さじ1)
- 小松菜の白和え(小松菜小さじ1.、豆腐小さじ1)
離乳食開始32日目のメニューです。一緒に出されたきなこがゆとタマネギ、ニンジンが甘みのあるメニューだったせいもあるのか、小松菜ペーストを利用して作った白和えはなんとか完食したものの、あんまりよい顔をしてくれなかった…とのこと。
小松菜を用いた離乳食メニュー、葉っぱのままの状態だと子供が喜んで食べてくれそうなものが思いつきにくいもの。
ですが、harugohan_kさんのようにペースト状にしてフリージングしておけば、離乳食が進んで手づかみ食を用意するようになった際に小松菜入りパンケーキなどが作れて便利だな、と感じました。
3.ダイコンを使った離乳食
作り方
- 大根は甘みが強い上の方を使い、皮をむいて薄くいちょう切りにする
- 半透明になるまで柔らかくゆでる
- 水を切ったら、すり鉢ですり潰すorブレンダーでペースト状にする(中期からは月齢に合わせた大きさに刻む)
- フリージングする
献立
この日のメニューは以下の通り。(写真左から順に)
- カボチャと白菜の8倍がゆ(おかゆ小さじ5、かぼちゃ小さじ1、白菜小さじ1)
- リンゴ小さじ0.5
- 豆腐とレタスのだし煮(豆腐小さじ2、レタス小さじ1、だし汁)
- ジャガイモとダイコンのとろとろ(ジャガイモ、ダイコン各小さじ1)
作り方で紹介したダイコンはこの日ジャガイモと一緒にしてとろとろに。月齢が低い時期はとろみをつけて食べやすいようにしてあげるのも大切なテクニックの一つです。
ダイコンをジャガイモと合わせることで、自然なとろみを作り出しているのがさすがですね。
この日から今まで10倍がゆだったのを8倍がゆにし、全体的に量も増やしたのだとか。はる君は時間はかかったものの、きちんと完食!とっても順調に離乳食を進められていますね。
4.白菜を使った離乳食
作り方
- 葉先をきれいに洗い、ざく切りにした白菜をひたひたの水に入れてゆでる
- 柔らかくなるまでゆでる(クタクタになればOK)
- すり鉢ですり潰して、裏ごしorブレンダーでペースト状に(中期からは月齢に合わせた大きさに刻む)
- フリージングする
献立
この日のメニューは以下の通り。(写真左から順に)
- 3色がゆ(8倍がゆ小さじ5、レタス、カボチャ、シラス各小さじ1)
- ニンジンとバナナのペースト(ニンジン、バナナ各小さじ1)
- オニオンポテトスープ(タマネギ、ジャガイモ、野菜だし各小さじ1)
- 白菜のみぞれ和え(白菜.ダイコン各小さじ1)
作り方を紹介した白菜ペーストはダイコンと一緒にしてみぞれ和えにしてあります。お鍋には欠かせない野菜同士の組み合わせ、相性ばっちりでおいしそうです。
全体的にharugohan_kさんの作る離乳食は色どりが豊か。まだ1~2回食の時期だと食べられる・食べさせたことのある食材が少ないにも関わらず、これだけカラフルに仕上げられているのは、きちんと食材同士の組み合わせを考えながらメニューを考えているからなのでしょうね。
献立や新食材を使用するときの参考にしてみて
初めての離乳食作りや食べさせ方は何かと不安がつきものです。
「育児書などを参考にしているものの作り方が今ひとつ分からない」、「新しい食材を投入したいけど、今与えている食材をなかなか食べようとしてくれない」、「気づくといつも献立が同じ…」などなどあげ始めるときりがありません。
そういうときにこういったharugohan_kさんのインスタグラムの投稿を見ると、今後の離乳食の進め方に関して参考になったり、不安を解消できたりと励みになる部分がきっとあるはずです。
各家庭によって環境が違うので、すべてを真似しよう!と張り切ってしまうと途中で疲れてしまう可能性があります。参考にできそうなところだけで十分!まずは一品から、インスタグラムを覗いて今後の離乳食作りのアイデアを増やしてみてくださいね。