監修:齋木啓子 先生

肝炎とは?肝炎を引き起こすウイルスとその他の原因を解説

最近、肝炎ウイルスという言葉を耳にすることがあるかと思います。ウイルス性肝炎の感染者は年々増加傾向にありますが、肝炎ウイルスについてよく知らないという方もいるのではないでしょうか。ウイルス性肝炎種類によって症状が異なりますが、慢性化すると肝硬変や肝がんのリスクが高まるため、しっかり理解しておく必要があるでしょう。

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肝炎とウイルス性肝炎

肝臓は体の中で、代謝・解毒・胆汁の生成など、主に3つの役割をしている臓器です。肝炎は、肝臓が炎症を起こすことで、肝細胞が壊れてしまい正常に機能しなくなる病気です。

肝炎はアルコール・薬剤・自己免疫性疾患・ウイルスなどが原因となって発症します。肝炎は発症の仕方や症状の経過から急性肝炎、劇症肝炎、慢性肝炎の3種類に分けられます。症状が6ヶ月以上続くと「慢性肝炎」となり、肝硬変や肝がんになりやすくなります。

肝炎は症状に気付きにくいため、倦怠感や発熱、食欲不振、黄疸など症状が現れる場合には一度病院を受診しましょう。

ウイルス性肝炎

肝炎は過度のアルコール摂取や薬剤などさまざまな要因によって起こりますが、肝炎ウイルスは特定の型のウイルスによって肝炎が発症する病気です。肝炎ウイルスによって罹患することを「ウイルス性肝炎」と言います。

肝炎ウイルスにはA型・B型・C型・D型・E型があり、わが国の慢性肝炎の90%が肝炎ウイルスの感染によるものだということが分かっています。型によって感染経路が異なり、感染者の数も違っています。

肝炎ウイルスは、一時的な感染で終わる「一過性感染」と、慢性肝炎に移行することもある「持続感染(キャリア)」に分けられます。一過性感染は体がウイルスを排除することで自然に回復しますが、持続感染は継続して治療が必要となります。

出典元:

肝炎を引き起こすウイルスの種類

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肝炎ウイルスはA型・B型・C型・D型・E型の5つのウイルスに分けられます。

最近よく耳にするのはB型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスです。肝臓は沈黙の臓器と言われ病気の発見がしにくいため、早期発見のために定期的に検診を受けましょう。

特にB型肝炎は母子感染が感染経路の一つです。妊娠中の女性やママは、赤ちゃんの予防接種を受ける前に、それぞれの肝炎ウイルスについてしっかりと理解しておきましょう!

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記事の監修

ふれあいファミリークリニック 院長

齋木啓子 先生

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