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監修:剣木聖子

食物アレルギーが心配なときの離乳食。進め方は変えたほうがいい?

これから赤ちゃんの離乳食をはじめるにあたり、食物アレルギーにならないか心配なこともありますよね。「この食べ物は除去したほうがよいかな」「この食材は少し遅らせようかな」などと判断にも迷うと思います。今回は、離乳食をスタートするにあたり、注意すべきことと具体的な進め方について解説します。

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離乳食開始を遅らせても、食物アレルギーの予防にはならない

アレルギーの有無にかかわらず、最初に赤ちゃんに離乳食をあげるときは少し緊張するものです。以下の点に注意して、子供の様子に合わせながら始めていきましょう。

離乳食開始時期は遅らせない

2000年頃までの離乳食のガイドラインでは、「アレルギーが心配な場合は離乳食を遅らせた方がよい」「卵や牛乳に代表されるアレルギーを起こしやすい食物は除去するのが望ましい」とされてきました。

しかし現在では離乳食を遅らせるメリットについて科学的な根拠はなく、むしろ適切な時期に食べ始めた方が食物アレルギーの発症を抑えらえる可能性があると報告されています。

離乳食開始の最適な時期は5~6ヶ月

離乳食 日本 PIXTA

赤ちゃんが離乳食をはじめることができるのは5~6ヶ月ごろです。赤ちゃんの様子としては、しっかりとすりつぶしたペースト状態の食物を、口のサイズに合うスプーンを使って入れてあげると、舌で押し出さずに飲み込めるようになります。

また家族の食事風景を見せることで、赤ちゃんが自分も欲しそうな表情や声を出したり、口をモグモグと動かしたりするようになったころが離乳食のはじめどきです。

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記事の監修

小児科専門医、アレルギー専門医

剣木聖子

1981年生まれ。 2006年東京女子医科大学を卒業、同大学病院にて2年間の初期研修後、2008年東京女子医科大学病院小児科学教室に入局。 現在は、某市内病院に勤務中。
小児科専門医、アレルギー専門医取得。 私生活においては、4人の男児の母。夫に大いに支えられながら、子育て、仕事、日々奮闘中。

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