1. トップ
  2. 赤ちゃん・育児
  3. 離乳食・赤ちゃんの食事
  4. 離乳食を食べない赤ちゃんへの対処法。月齢別の原因と進め方
  5. 3ページ目

離乳食を食べない赤ちゃんへの対処法。月齢別の原因と進め方

PIXTA

食べムラや偏食の個性が出てくる時期です。ご飯さえ食べられるのであれば、野菜や肉を混ぜておにぎりにしてみたり、のり巻きにしてみたりしてはどうでしょうか。一口サイズのおにぎりであれば、手づかみが楽しくなるかもしれません。

もし、ママのペースで食べさせてしまっているのなら、赤ちゃんのペースに合わせてみても。食べないなら一度下げて、食べたそうにし出したらもう一度出してみることや、大人が食べ始めると近づいてきて欲しがるようなら、取り分けてあげるのもひとつの手です。その場合は、最初から大人の味つけを薄味にしましょう。

出典元:

離乳食完了期(生後12か月〜)に食べないのはなぜ?

離乳食 嫌がる PIXTA

栄養のほとんどを食事からとれるようになります。まだ胃が小さいため、1日3回の食事のほかに、午前と午後に1回ずつおやつをあげるといいでしょう。

大人の間食とは違い、栄養を補うためのものなので、スナック菓子よりは、フルーツやチーズ、さつまいもや赤ちゃんせんべい、ビスケットなどがよいです。

離乳食完了期に食べない原因と進め方

離乳食完了期になると大人とほぼ同じものを食べられるようになります。ただし、まだ歯が生えそろっていないため、ご飯はやわらかめに炊き、野菜はのどにつまらせないよう1cm角位にし、肉はハンバーグなど食べやすい調理法にするとよいでしょう。

食べ物を散らかす

食べ物を投げたり、ぐちゃぐちゃにしたりするのは、ママの作ったご飯が嫌だからではありません。赤ちゃんにとっては、「これは何だろう」と興味を持つことは自然なことであり、成長の一つでもあります。

でも、食事のたびに食べ物を散らかされてはストレスになってしまいますよね。やめさせようとお皿を取り上げたり叱ったり、毎回イライラするよりは「汚されてもよい」ような工夫をするとよいかもしれません。

レジャーシートを敷く、長そでのエプロンを着せる、食べた後はお風呂で流す…などの方法を試してみてもよいでしょう。

偏食になりやすい

離乳食 食べない PIXTA

気に入ったものしか食べない、ということは小さな子どもにはよくあります。魚を食べないなら肉、肉がダメなら豆腐やチーズと言う風に、同じ栄養素をもつほかの食材で代替を検討してみてください。好きなメニューがあれば、細かく切っておにぎりやハンバーグに混ぜる、など工夫をしてもいいですね。

この時期に少しくらい好き嫌いがあっても、いずれ食べられるようになることがほとんどですので、無理して食べさせて食事の時間が嫌になるよりは食べる楽しみを優先させましょう。

歩き回ってばかりで食べない

じっと座っているのが苦手な子どももいるでしょうし、おもちゃやテレビに目がいってしまい、食べないという場合もあるでしょう。食事に集中できる環境作りをしたとしても座って食べ続けることが難しいようなら、今はそういう時期なのだと思い、無理強いすることはやめましょう。

毎食きちんと食べさせなければならないと気にしすぎず、そのとき食べられなくても次の食事の時間に挑戦してみるというふうに長いスパンで考えてみましょう。

出典元:

赤ちゃんが離乳食を食べなくても焦らないで!

離乳食 amana images

赤ちゃんが離乳食を食べないと心配になってしまいますよね。でも、食べないのには赤ちゃんにとってのタイミングや理由があるのかもしれません。

赤ちゃんが食事に慣れるための大事な時期ではありますが、離乳食を少しくらい食べないからといって深刻に思い悩む必要はありません。毎日元気で、母子手帳の発育曲線に沿っていれば基本的には問題ないことがほとんどです。

離乳食期にあまり食べなかった子どもが、3歳になり保育園では給食をおかわりするようになった、ということもありますよ。食事の時間が楽しく過ごせるとよいですね。

おすすめ記事

「離乳食」「食べない」 についてもっと詳しく知る

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧