おむつも替えた、ミルクもあげた、暑くも寒くもない、お昼寝はしたばかり。それなのに、何をしても泣き止まず、反り返っている…そんなときもありますよね。
赤ちゃんに危険や不快感の元が見当たらないようなら、泣き止むまで静かに様子を見てみましょう。はいはいやあんよなど、自分で動けるようになれば落ち着いてくることもありますよ。
赤ちゃんの反り方が気になる場合や、パパやママがストレスに感じてしまっている場合は、小児科や地域の子育て支援センターなどで相談してみてください。
赤ちゃんが反り返るときの発達障害(自閉症)の可能性は?
赤ちゃんに反り返りが見られるときに特に心配になるのは、発達障害(自閉症)との関係性ではないでしょうか。
発達障害(自閉症)の症状では感覚過敏になることもあるので、抱っこを嫌がって強く反り返るという動作が兆候のひとつとして挙げられます。しかし、それだけで判断することはできないので、ほかにあてはまる項目がないかチェックしてから医師に相談してみるのもよいでしょう。たとえば、あまり泣かない、あやしても笑わない、反応が乏しいなど。
発達障害(自閉症)の症状がある場合は、早めに病院を受診して適切な指導を受けることが重要です。ただ、ひとつ兆候が見られるからといって必ずしも発達障害(自閉症)であるわけでもありませんので、赤ちゃんの反り返りが強いからといってあまり神経質にならず、ほかに気になる動作がないか注意深く見てあげてください。
- 尼崎の「にこにこクリニック」「子供の自閉症(ASD)の原因・症状・特徴はさまざま」(https://www.niconico-cl.com/autism/,2023年9月5日最終閲覧)
- きのした小児科「自閉症について」(http://www.kinoshita-children.jp/子供の病気について/自閉症について/,2023年9月5日最終閲覧)
- 小児期の発達障害や神経疾患の専門病院「自閉スペクトラム症」(http://segawa-clinic.jp/neurological/disease/autism.html,2023年9月5日最終閲覧)
赤ちゃんをよく観察して気になることは医師に相談を
赤ちゃんが抱っこを拒否するかのように強く体を反らせることには、さまざまなことが原因として考えられますので、いろいろと調べるうちに不安が強くなってしまう方もいるかもしれません。
特に病気というわけではなく、寝返りの練習をしたり、不快感をあらわしたりしているだけの可能性もあるので、首が後ろに反るというだけならあまり神経質にならないでくださいね。ただ一方で、反る以外に気になる点や異常な反り方がある場合は、脳の障害や発達障害などの可能性も考えられますので、早めにかかりつけ医へ相談することをおすすめします。
まずは赤ちゃんの様子をよく観察し、不快に感じることがあれば取り除いてあげたり、反らないような抱き方に替えてあげたりして、状況に応じた対処法を試してみてください。
ママリでも「赤ちゃんが反ること」が話題になっています
ママリでも以下のような質問が寄せられ、回答が集まっています。
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- NPO法人子育て家庭支援センター あいくる「理由も分からず泣く、海老反る時の対応」(http://aikuru.chu.jp/toyooka/nakutoki/,2020年11月23日最終閲覧)
- 公益財団法人 母子衛生研究会「泣き・夜泣き・眠り」(https://www.mcfh.or.jp/netsoudan/backnumber.php?id=20,2023年9月5日最終閲覧)
- よしかた産婦人科「よしかた産婦人科教室案内 ~その③だっことおんぶ教室~」(https://www.yoshikata.or.jp/app/Blogarticleview/index/ArticleId/79,2020年11月23日最終閲覧)
- 浜松市こども家庭部 子育て支援課「抱っこすると体を反らせる」(https://www.hamasuku.com/faq/197.html,2020年11月23日最終閲覧)
- 嵐助産院「なぜ、反り返るの?」(https://arashi-josanin.com/blog/1617/,2020年11月23日最終閲覧)










