1. トップ
  2. 子育て・家族
  3. 子育て・家族の基礎知識
  4. 子育て・育児に便利な情報・アプリ
  5. 給付金の再給付や支援金期間延長に関する情報をお届け。申請が年内の場合は急いで

監修:佐藤りか

給付金の再給付や支援金期間延長に関する情報をお届け。申請が年内の場合は急いで

新型コロナウイルス感染症による自粛などの影響によって、ひとり親家庭に特に大きな困難が生じているとし、臨時特別給付金が再び支給されることになりました。2020年6月にも支給されていますが、今回は「再支給」となります。さらに、現段階(2020年12月)で出されている支援情報の一部もご紹介しますので、ひとり親家庭ではない方もぜひご覧ください。

PIXTA

1世帯5万円の「ひとり親世帯臨時特別給付金」が再支給に

「ひとり親世帯臨時特別給付金」とは、児童扶養手当や公的年金等を受給しているひとり親世帯を対象とした給付金。給付金額(基本給付)は1世帯5万円(第2子以降は1人につき3万円)です。すでに申請し、受け取った方もいるかと思います。

このたび、条件を満たせば、追加で1世帯5万円(第2子以降は1人につき3万円)が支給されることになりました(=基本給付の再支給)。早ければ年内に受け取れる見込みです。

1回目を受給した人は申請不要

2020年12月11日時点で、すでに1回目の「ひとり親世帯臨時特別給付金(基本給付)」を受給した方は申請の必要がありません。前回の基本給付を受け取った自治体から、可能な限り年内に支給されるとのことです。

1回目の支給を受けていない方は、再支給分とあわせて申請できるので、各自治体に確認しましょう。

出典元:

「新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金」の対象期間が延長に

家計 PIXTA

中小企業で働いている方で、事業者からの指示で休んだものの休業手当を受けられなかった人が対象。休業前の平均賃金の80%(日額1万1000円が上限)×休業日数分の給付が受けられます。

当初、支給対象となる休業期間は2020年4〜12月とされていましたが、2021年2月までに延長されました。

9月までの休業に関する申請は12月31日

期間は延長されましたが、2020年4~9月の休業に対する申請は2020年12月31日までです。対象となる方は早めに手続きをしましょう。

出典元:

「新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応支援金」の対象期間も延長に

在宅 PIXTA

委託を受けて個人で仕事をしている方の中で、コロナ対策として学校が休校となり、子どものお世話のために契約した仕事ができなくなった人が対象となります。

2020年2月27日~3月31日までの間、仕事ができなかった場合は1日あたり4100円。4月1日~12月31日までの間は、1日あたり7500円が支給されます。

なお、支給対象となる期間は2021年3月末まで延長される予定です。

9月までの休業に関する申請期限は12月28日

仕事ができなかった日が2020年2月27日~9月30日までの分は、2020年12月28日までに申請しなければいけません。対象になる方は早めに手続きをしましょう。

出典元:
  • 厚生労働省「新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応支援金(委託を受けて個人で仕事をする方向け)」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10231.html,2020年12月24日最終閲覧)
  • 厚生労働省「新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金・支援金の対象期間の延長及び申請期限等について」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15518.html,2020年12月24日最終閲覧)

自分が対象になる給付金や支援金は見逃さないで

財布 PIXTA

今回ご紹介した給付金や支援金は、新型コロナウイルス感染症の拡大が続いている影響で収入が減った方にはうれしいものですよね。

種類によっては申請期限が迫っているものあります。せっかくのサポート、受け漏れのないようにしたいですね。

なお、自治体独自に行っている支援もあります。お住まいの自治体ではどうか、一度確認していることをおすすめします。

記事の監修

株式会社子育て研究所 代表取締役

佐藤りか

株式会社子育て研究所代表、教育コンサルタント。
ベネッセコーポレーションなど教育業界で長年勤務。幼児教育から高等教育まで幅広く知見を深める。その後、株式会社子育て研究所代表取締役に就任。子どもとママ向けのアットホームなサイト「アフェクション」、編集業「ものかき」などの運営を手掛け、自身の執筆・監修や講和も多数。各種ビジネスコンテストで大賞や優秀賞の受賞歴がある。その他、東京都主催「TOKYO STARTUP GATEWAY」にてメンター&講師を務める。プライベートでは2児ママとして仕事と家庭の両立を強く意識して活動中。

おすすめ記事

「給付金」 についてもっと詳しく知る

出典元一覧

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧