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カラフルでダイナミックな絵と、主人公となる2人の女の子の空想力が魅力の絵本です。雨の日のお部屋にいながら、そらとぶじゅうたんで空を飛んだり、ヘリコプターでお風呂の海を渡ったり、クローゼットのジャングルを探検したり…と、2人の空想力は尽きません。
年長さんの子どももきっと、お部屋の中で遊んでいるのに、まるでファンタジーの世界に迷い込んでしまったかのような世界観に入り込んで夢中になってしまうはず。文章量が少なめなので、5歳から6歳の年長さんが自分で読むためにもピッタリの幼児絵本です。
【かわいい絵本】ないしょのおともだち
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「MOE絵本屋さん大賞」の第6位に輝いたこともある、5~6歳の女の子に大人気のかわいい絵本。人間のマリーとネズミの女の子が内緒のお友達になり、不思議な友情をつなぐあたたかなストーリーですが、全ページに描かれる細かくかわいい絵を見ているだけでも楽しめます。
マリーとネズミの女の子の部屋や行動はすべてそっくりと似ていて、まるで絵本の中で間違い探しができるかのような楽しみも。マリーとネズミの子どもが主人公となる、続編の「ないしょのかくれんぼ」も5歳の女の子から高い人気を集めるかわいい絵本なので、2冊あわせてチェックしてみてくださいね。
【感動する絵本】シルクハットぞくはよなかのいちじにやってくる
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深夜1時に現れる、真っ黒な服を着てシルクハットをかぶった彼らの姿は、5歳の年長さんに不思議な印象を与えます。ユーモアを感じるストーリーではありますが、シルクハット族の行動はさりげない優しさに包まれていて、子どもに優しさや感動を教えてあげるのにピッタリの絵本です。
5~6歳の子どもが自分で読むための絵本としてもちょうど良いですが、夜寝る前の読み聞かせ絵本としてもおすすめ。読み終わった子どもは、布団の中で目を閉じながら「シルクハット族が来てくれるかな?」とワクワクした気持ちで眠れるでしょう。
【知育用の絵本】まほうのコップ
5歳~6歳の年長さんに科学への関心を持ってもらうための、きっかけとなる知育用の絵本です。
水を入れたコップという日常的なものをテーマにしながら、コップの向こうにあるきゅうりやりんごがゆがんで見えるのはどうして?と問いかけ、子どもの好奇心をくすぐってくれるでしょう。
自分で読むには小学校低学年からと推奨されている絵本なので、5歳の子どもなら読み聞かせが必要。ただ、いろんなことに興味を持ってもらいたい、世界に対する子どもの好奇心を高めてあげたいという目的ならピッタリなはずです。
【知育用の絵本】サカサかぞくのだんながなんだ
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5歳から6歳の年長さんに知育絵本で言葉を覚えてほしいなら、「サカサかぞくのだんながなんだ」がおすすめ。絵本全編がサカサ言葉でつづられていて、5歳の年長さんでも楽しくひらがなを覚えられるはずです。文章として言葉がまとまっているのではなく、吹き出し内のセリフ形式となっているので見やすいところもポイント。
ストーリーは「だんながなんだ」と、ママがパパに愛想を尽かして家を出ていってしまうところから始まります。5歳の年長さんにとっては少し刺激的なものですが、最終的にはパパがママを守って「すきキス」で終わるハートフルな感動ストーリーなので、安心して読ませてあげてくださいね。
年長(5~6歳)さんへの絵本の読み聞かせポイント
年長さんに絵本を読み聞かせるときのポイントは、絵本に集中できる環境を作り出すこと、子どもなりの楽しみ方をさせてあげることです。年長さんになった子どもには、童話のような長いお話を読み聞かせる機会も増えてくるでしょう。子どもが集中して聞けるよう、時間や場所を選んで読み聞かせてあげることが大切。
最初にご紹介したように、共感力や判断力が芽生えている年ごろでもあるので、自分なりの楽しみ方を認めてあげることも意識していきたいですね。
- 山梨県立図書館「読み聞かせ 実践のコツ&絵本の選び方」読み聞かせとは(https://www.lib.pref.yamanashi.jp/H25guide_yomikikase.pdf,2021年2月15日最終閲覧)
年長さんにおすすめの絵本選びの参考に
5歳~6歳の年長さん用に「おもしろい」「感動的」「かわいい」「知育用」の4つのジャンルからおすすめの絵本を6冊ご紹介しました。年長さんになると共感力や判断力が芽生え、いろんなことに好奇心を持ち始めるので、さまざまなジャンルの絵本を楽しんでくれるはずです。
自分で読むことも考えて幼児絵本を選べば、ひらがな学習にも役立つでしょう。ご紹介した内容を参考にしながら、子どもの感受性を刺激するような絵本を選んであげてくださいね。










