ママにとっても赤ちゃんにとってもうれしいメリットがある添い寝ですが、残念ながら良いことばかりではありません。
消費者庁から窒息と転落について注意喚起が出されており、確認しておく必要があります。添い寝のリスクについて考えてみましょう。
添い寝による「窒息」のリスク
消費者庁によると、0歳の赤ちゃんの事故死では窒息の割合が高いそうです。そしてその赤ちゃんの窒息が起きているのは、就寝中なのだとか。
原因としてあげられているほとんどが顔やマットレスや布団で覆われてしまうことによる事故ですが、5件ながら「家族の身体の一部で圧迫される」ことにより、事故死したケースもありました。
添い寝をしていてママやパパが知らないうちに赤ちゃんの呼吸器を圧迫する…というリスクは無きにしもあらずです。
添い寝による「転落」のリスク
新生児期は自分で身動きが取れませんが、通常赤ちゃんは寝ている間もよく動きます。
ベッドからの転落事故のうち、ベビーベッドからの転落より大人用ベッドからの転落事故の方が多く報告されています。実際、6歳児以下の転落事故の70パーセント以上が0歳児のものでした。頭部にケガを負うなど深刻な事態になる可能性があります。
大人用ベッドは柵がないものもあるため、赤ちゃんが寝ている間に動いても大丈夫な対策をしましょう。
添い寝による「圧迫」のリスク
消費者庁からも警鐘が鳴らされている赤ちゃんの圧迫事故。赤ちゃんの睡眠中に起こる圧迫リスクを軽減するためには、添い寝をするのではなくベビーベッドに寝かせた上で、子ども用の寝具を使うことが大切。また周りに巻き付いたり、圧迫したりしそうな物を置かないことも重要ですよ。
消費者庁の資料でも、添い寝をしたまま寝込んでパパママが子どもを圧迫しないようにと記載されています。添い寝には少なからずリスクがあることを知っておいてください。
家族が寝不足になる可能性も…
赤ちゃんに添い寝すると、パパママが睡眠不足になってしまうこともあります。小さな赤ちゃんをつぶさないように…と無意識のうちに気を遣ってしまったり、赤ちゃんの夜泣きで起きてしまったりと、パパママがゆっくりと眠れなくなることもあるでしょう。
すでにあまり使ってないです!
セミタブルのベッドに3人で寝る事の方が多いような気がします!( *ˊᵕˋ)ノ
ですが、旦那が睡眠不足になるのは確かです💧💧
…中略…
- 消費者庁「0歳児の就寝時の窒息死に御注意ください!」(https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11010180/www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/161024kouhyou_1.pdf,2022年11月8日最終閲覧)
- 消費者庁「0~1歳児の大人用ベッドからの転落事故に御注意ください! 」(https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/consumer_safety_release_171108_0001.pdf,2021年3月11日最終閲覧)
パパやママが睡眠不足では、赤ちゃんのお世話が十分にできなくなるかもしれません。リスクではありませんが、赤ちゃんと添い寝をすることのデメリットとして知っておいてくださいね。
赤ちゃんとの正しい添い寝方法
添い寝には危険が伴いますが、しっかりと注意点を守り安全を確認していれば、赤ちゃんにとってもママにとってもたくさんメリットがあります。
安心して添い寝ができるよう、ポイントを紹介します。










