みんな大好き、しろくまちゃんとこぐまちゃん。このシリーズにはいろいろなテーマがありますが、特にこちらのホットケーキの話は子どもたちに人気のお話ですよね。
ホットケーキを作る工程を擬音で表現しているのですが、ぽたんやぷつぷつなど焼いているところが子どもでもイメージしやすく、絵本の中からいい匂いがしてきそうです。見ているだけでホットケーキまだかなとワクワクしてきます。
色もはっきりしているので、見やすいの点もよいところ。子どもと一緒にホットケーキ作りをしたくなりますよ。
ちいさなうさこちゃん 作:ディック・ブルーナ
世界40言語以上に翻訳されているディック・ブルーナ「うさこちゃん」シリーズの代表作。うさぎの夫婦にかわいいうさぎの赤ちゃんが産まれるお話。天使がやってきたり、お祝いに牛さんが来たりみんなとってもうれしそう。
うさこちゃんを子ども自身と重ね合わせながら読めるので、愛に包まれ、祝福され産まれてきたことを絵本から感じ取ることができます。
親子で幸せな気持ちになる絵本です。
ねないこ だれだ 作:せなけいこ
せなけいこさんの傑作です。切り絵の絵と色合いがとてもきれいで何年たってもおしゃれです。子どもに読み聞かせをしていく間に、おばけは怖いものなんだという認識に。夜になるとおばけの時間になるから早く寝ないといけないという気持ちに子どもをさせてくれます。
怖いもの見たさか子どもはおばけの世界が気になるんですよね。ママは寝かしつけのために、子どもはおばけへの好奇心からこの絵本が人気なのかもしれません。
せなけいこさんの作品には「はっきりとしたオチ」がなく、その後の想像を読者に任せてくれる作品が多くあります。この「ねないこ だれだ」も明確なオチはないので、親子で「このあと、どうなっちゃったんだろう」と想像できるのも楽しいですよ。
できるかな? あたまからつまさきまで 作:エリック・カール
代表作「はらぺこあおむし」など世界的な絵本作家エリック・カールさんの絵本。ページをめくるときりんや、ワニ、ペンギンなど色鮮やかで愉快な動物たちが登場します。さあ!一緒に体を動かしマネっこしてみましょう。
親子のふれあいにもなり、イヤイヤ期でじっとできない2歳の子どもでもきっと楽しめるはず。
それぞれの動物の特長を活かしたマネっこなので、動物に関心を持つきっかけづくりにもなりそうですね。絵本だけれど思わず体を動かしたくなる1冊です。
はみがきれっしゃしゅっぱつしんこう! 作:くぼまちこ
生活習慣を絵本から楽しく学べる「はみがきれっしゃ」。幼児食になり、お菓子も含めさまざま物を食べるようになる2歳児。個人差はありますが、乳歯が生えそろうころなので歯みがきは毎日したいところ。
しかし、イヤイヤ期と重なってなのか、口を開いてくれなかったり、歯ブラシを用意しだすとどこかに逃げたりと歯みがきタイムは一苦労というママの声はよく聞きます。
この絵本は、はみがきれっしゃが登場しお口の中で、シュッシュッシュッと歯をきれいにしてくれます。乗り好きの子どもがハマる1冊。はみがきれっしゃがパパママの救世主になりそうですね。
3歳のおすすめ絵本
トイレや食事も自分でできるようになり、自分の気持ちを言葉で表現することもできるようになる3歳。知的好奇心、探求心も高まるので、さまざま物事に興味が湧き「何で?」「どうして?」の質問攻めになることも。
そんな好奇心いっぱいの姿を見ると、なんだかお兄ちゃんお姉ちゃんになったなとママもうれしくなってしまいますよね。
それまで自宅で過ごしていた場合でも、幼稚園へ入園することでがらっと生活スタイルが変わり、お友達や先生と過ごす時間が増え新しい世界へ飛びこみます。自分の気持ちだけではなく、お友達の気持ちになって考えることを学ぶこと大切になる年齢ですね。
3歳は集中力もついてくる年齢なので、しっかりとしたものがたり絵本が読めるようになっていきます。絵本の世界がいよいよ楽しめるようになるのでママとしては、いろいろなタイプの作品を読んであげたいところです。
では3歳児向け絵本の選び方のポイントを見ていきましょう。
- 子どもにとって身近なものが登場する絵本(動物・花・虫など)
- 好奇心が満たされる絵本
- ストーリーのある絵本










