赤ちゃんの歯の仕上げ磨きのコツとおすすめの仕上げ磨き用歯ブラシ5選

歯ブラシを使った仕上げ磨きの大切さと知っておきたいポイント！

歯磨きトレーニングに欠かせない仕上げ磨きは、歯の上下が生え始める頃から永久歯に完全に生え代わってしばらく経つまで行うべきだと言われています。永久歯に生え代わってもしばらくは虫歯になりやすいためです。

歯を磨くことを覚える頃からの仕上げ磨きについて、どのように重要なのか見ていきましょう！

仕上げ磨きの目的って？

ママの仕上げ磨きと聞くと、「子供の磨き残しをキレイにしてあげる」というイメージが強いかもしれません。しかし、子供がまだ小さいうちは歯を完璧に磨くというより、「歯磨きを習慣づける」という重要な意味を持ちます。

何よりも、「歯磨きは楽しい時間」であると子供に覚えさせる事が一番の目的です。ご機嫌のいいときを狙って遊び感覚で楽しく磨きましょう。

なぜ仕上げ磨きは大切なの？

仕上げ磨きが大切な理由は、子供の力だけでは歯の汚れをきちんと取りきれていないからです。大きくなってくると「もう自分でだいたい磨けているかな？」と思ってしまいますが、実は小学校に入ってもきちんと歯ブラシで汚れを取ることはできていないのです。

いつの間にか仕上げ磨きを嫌がるようになり「もういい」とさせてくれなくなるかもしれませんが、できる間はずっとママの力で歯をきれいに磨いてあげましょう。

仕上げ磨きのポイントって？

ママの仕上げ磨きをする際に、知っておきたいポイントをご紹介します

1.前歯を磨く時のポイント

前歯を磨く際の失敗で一番多いのが、子供の上唇小帯（上唇の裏にある、歯茎と唇をつなぐ筋）に歯ブラシを当ててしまうことです。

ここに歯ブラシが当たるととても痛いため、痛い経験から子供は仕上げ磨きが苦手になってしまいます。

そんな状況を避けるためにも、仕上げ磨きの際は、空いている方の指で上唇小帯を押さえながら、ゆっくり磨いてあげましょう。

2.奥歯を磨く時のポイント

奥歯や奥歯の噛み合わせ部分は、特に汚れの溜まりやすい場所です。奥歯を磨く時は、手前に掻き出すように歯ブラシを動かして磨いてあげましょう♪

3.嫌がられないようにするポイント

子供が歯磨きを嫌がらないようにするためには、まだ歯が生える前の小さいころから口元を触るように心がけましょう。顔を触られることが苦手な小さい子の場合、頬や口元に触れられることに慣らしてあげると、歯磨きも嫌がりにくくなります。

また、数を数えたり、お話ししながら楽しく磨くのも良い方法です。その際、仕上げ磨きを手早く終わらせるようにしてください。仕上げ磨きが終了したら、「上手にできたね」などと、しっかり褒めてあげてくださいね。

歯ブラシを使った仕上げ磨きの正しいやり方！

仕上げ磨きの正しいやり方について詳しく解説していきます。

歯ブラシを上手に使う

ママの仕上げ磨きの歯ブラシの使い方について、画像と一緒に追っていきましょう。

1.毛先をまっすぐ歯に当てる

歯ブラシを歯に対してまっすぐ当てて、歯と歯の間や、歯と歯茎の間をキレイに磨きましょう。

2.軽く優しく動かす

鉛筆を持つように歯ブラシを持ち、毛先が広がらない程度の強さを意識して、軽く優しく動かしましょう。

3.小さく小刻みに動かす

歯を磨く際は、歯ブラシは小さく小刻みに動かしましょう。1本ずつ丁寧に磨く事を意識すると良いですね。

仕上げ磨きの体勢は年齢に合わせて変える

ママの仕上げ磨きをする際の子供の体勢は、年齢ごとに変えましょう。

0～1歳児の場合

0～1歳児の場合、おっぱいをあげる時と同じ体制で磨いてあげましょう。これを「抱っこ磨き」と言います。膝の上に抱き、赤ちゃんの片手をママの脇に挟むと磨きやすいですよ。

1～3歳児の場合

1～3歳児の場合、正座したママの両膝の上に子供の頭を乗せて磨く「寝かせ磨き」をしましょう。この時、少し膝を開いてあげると磨きやすくなりますよ。

3歳児以上の場合

3歳児以上の場合も、基本的には「寝かせ磨き」をしましょう。もし、寝かせることを嫌がる場合は、椅子などに座らせて、子供の頭を固定しながら、後ろから磨いてあげると良いですよ。

仕上げ磨きにおすすめの歯ブラシ

小さな子供は自分では綺麗に歯を磨くことができません。大きくなってから歯医者さんでつらい治療を受けなくても済むように、ママが毎日丁寧に仕上げ磨きをしてあげましょう。

おすすめの仕上げ磨き用歯ブラシをご紹介します。

Doクリア　LEDソフト仕上げみがきハブラシ

歯に優しい音波振動で汚れや歯垢を綺麗に除去します。LEDライトが口の中を明るく照らしてくれるので、見えにくい奥歯までしっかり磨くことができます。光や振動に興味を持って素直に歯磨きをさせてくれる効果も期待できます。

Ciメディカル 歯ブラシ Ci602 仕上げ磨き用

歯医者さんが推奨している歯ブラシです。ヘッドが小さく、毛先も程よい長さで磨きやすく、持ち手部分も握りやすくなっています。歯ブラシを口の中に入れると子供が噛んでしまうことがありますが、毛先が丈夫なので開きにくくて長持ちします。

和光堂 にこピカ ベビー歯ブラシ 仕上げみがき用

ブラシが360°のリング状になっているので、どの角度からでも磨きやすいです。超極細毛なので歯ぐきや口の中にあたっても痛くありません。10000本以上の超高密度毛で一度に多くの汚れをかき出せるので、手早く仕上げ磨きを済ませられます。

テテオ はじめて歯みがき仕上げみがき用

歯医者さんの器具と同じ15度ななめネックなのでにぎりやすく磨きやすいです。山形ブラシが歯の溝や隙間の汚れまでかき出します。

ピジョン　仕上げ専用歯ブラシ

三角グリップの柄がにぎりやすく、ななめネックなので奥歯までしっかりと磨けます。コシのある短い極細毛なので、歯ぐきを傷つけません。

早速今日から仕上げ磨きを始めましょう！

赤ちゃんの乳歯は小さくてとってもかわいいですよね。赤ちゃんは自分でしっかりと歯を磨いて虫歯予防をすることはできません。ママがしっかりと手助けしてあげて、正しい歯磨き習慣をつけてあげたいですね。