ベビーカーを持参する
「会場のベビーチェアにベルトや手すりがなかったり、本人が座り心地が悪くてぐずったりしてしまうことがあるので、ベビーカーがあると安心です。眠くなった時も、軽く揺らしていると寝かしつけられますよ。(2歳男の子ママ)
「元ウエディングプランナーですが、ベビーカーを会場に持ち込んでいるママは多かったですよ。(1歳男の子ママ)」
ベビーカーが持ち込める会場なら、持っていると無難なようです。眠くなってしまった時にロビーで寝かしつけるために使ったり、ベビーチェアに座ってくれない時に座らせたりできます。
式場から披露宴会場など、意外と室内での移動が多いため、ママとパパの負担軽減のためにも役に立つでしょう。
最後の手段は、音を小さくしたスマホの動画
「おもちゃもいろいろ用意して行ったのですが、ちょうど戦隊ものが好きな時期で、すぐに大声を出して遊びたがるため、頭を抱えてしまいました…。披露宴の歓談中など、多少の音が気にならない時間帯は、音を抑えたスマホ動画を見せて乗り切りました。(3歳男の子、1歳女の子ママ)」
スマホは基本的に見せたくないと思いながらも、やむを得ずに動画を見せたというママ。着信音などが出ないよう「機内モード」にして、端末内の動画を再生していたそうです。
通信せずに見られる動画をスマホの中に数本入れておくと、どうしようもない場面の切り札になってくれるかもしれません。花嫁の手紙など、周囲が暗くなると画面が目立ち、音も気になるため視聴を中断させましょう。
離乳食、おやつは食べ慣れたものにする
「離乳食は食べ慣れたものを持参することをおすすめします。私は初めて食べる既製品の離乳食を持って行ったところ、まったく食べてくれませんでした。(1歳男の子ママ)
「おやつは必須。赤ちゃんせんべいでだいぶ静かにしてくれていました。(2歳男の子ママ)」
離乳食やおやつは食べ慣れたものが良いようです。当日与えたものが口に合わずに、おなかが空いて泣き出したら困ってしまいますね。気に入っている食事を持参すると良いでしょう。
また、おやつがあると声を出さずにしばらく大人しくしてくれます。食べるために時間がかかる小粒のお菓子や、お気に入りのせんべいなどがおすすめです。
「全部見ることはできない」という覚悟で参列する
「全部は見られない、食事も全ては食べられない覚悟で参列しています。(1歳男の子ママ)」
いくら対策をしても、ぐずってしまう時はどうしようもないもの。式の邪魔になると感じたら、速やかに会場の外に出ましょう。抱っこひもやベビーカーがあれば、少し散歩して寝かせることができます。
落ち着けば会場に戻ることができますが、こればかりはどのくらい時間がかかるかわかりません。せっかくの式ですが「すべては見られない、食べられない」という気持ちで参列すると心が軽いかもしれません。
家族で参列するなら「この時はママ(パパ)」と、子どもの面倒を見る順番を決めておくと良いでしょう。
荷物はシンプルなフォーマルバッグにまとめる
「荷物が多くなってしまったので、シンプルなバッグにまとめて会場に持ち込みました。(2歳男の子ママ)」
子連れで結婚式に参列する時は、荷物が多くなりやすいもの。1人で参列する時に使うパーティバッグでは入らないかもしれません。そのような時には、少し大きめのフォーマルバッグがあると安心ですね。
こちらのバッグを使ったママは、以下のアイテムをバッグに入れていたそうです。
- おむつ2枚
- 替えのストッキング1つ
- おしりふき兼お口拭きシート
- お食事エプロン
- スプーン
- スタイ
- 財布
- スマホ
- ご祝儀袋
- 化粧直し道具(口紅、チーク、アイシャドウ)
- 家の鍵
このようなアイテムが入るバッグがあると、荷物をまとめて入れることができてよいですね。
おもちゃや絵本などで荷物が多くなりすぎる場合には、クロークに預けるバッグとは別に、披露宴会場に持参する用のバッグを分けておくとスマートでしょう。
下準備を念入りにしつつ、当日は周囲と協力して乗り切ろう
子連れで結婚式に参列する時には、いろいろな手段を使い分けながら臨機応変に対応することが大切です。
子どもが好きなおもちゃや、眠くなったときの対処法など、なるべく細かく頭の中でシミュレーションしてみると良いでしょう。
また、当日パパや親戚と一緒に参列する場合は、ママ1人で子どもの世話をしようとせず、周囲に協力を求めましょう。
順番に子どもを見守れば、負担を軽くすることができます。子どももママも、結婚式の華やかな雰囲気を楽しみながら参列できると良いですね。









