お肉の離乳食の進め方
肉などのタンパク質は血や筋肉を作ってくれ、赤ちゃんの成長を促します。また、肉に含まれるビタミンB1は、ご飯やパンを食べたときの糖質をエネルギーに変えるのに必要なビタミンです。ぜひお肉も離乳食に上手に取り入れていきたいですね。
ここではお肉を使った離乳食の進め方を紹介します。
初期 ~5.6ヶ月頃~
まずは食事に慣れる時期です。おかゆからはじめ、野菜などを食べさせます。タンパク質は豆腐、白身魚を食べられるようになってから、お肉を取り入れていきます。お肉は後期(9~11ヶ月頃)からがよいでしょう。ただし、初めてのお肉には鶏ささみ肉がおすすめで、鶏ささみ肉は中期(7.8ヶ月頃)から食べることができます。
中期 ~7.8ヶ月頃~
タンパク質は豆腐や白身魚に加えて、鶏ささみ肉を取り入れていきましょう。鶏ささみ肉はゆでてすりつぶし、お粥などに混ぜて食べさせます。
後期 ~9から11ヶ月頃~
後期には鶏ささみ肉に加え、鶏・豚・牛のひき肉・レバーを取り入れていきましょう。お肉は固くならないよう、筋を断ち切るように垂直に包丁を入れていきます。赤ちゃんが食べやすいサイズに細かく切っていきます。
ひき肉はハンバーグや肉団子にして、形のあるメニューに挑戦していきます。手で持って食べる練習ができるくらいの大きさにして食べさせるのもよいでしょう。
お肉を使った離乳食レシピ集
お肉を使った離乳食レシピをご紹介します!
【中期】根菜とささみの柔らか煮
離乳食中期用のレシピです。根菜のビタミンと、ささみのタンパク質でバランス良く栄養分を摂ることができます。
材料
- にんじんペースト:小さじ1
- ジャガイモのマッシュ:小さじ1
- 鳥のささみ:小さじ1
- 野菜スープor出し汁:大さじ1
作り方
- 材料を容器に入れ、レンジで600w30秒加熱すれば出来上がり
にんじんペーストの作り置きをしていれば、レンジでチンするだけのお手軽レシピになります。忙しいお母さんにとってはとても助かる一品ではないでしょうか。
【中期】トマトとキャベツとささみのトロトロスープ
キャベツの甘みで、幼児でも食べやすい一品です。トマトが入っているので酸味が強いとお思いきや、ささみとキャベツが消してくれるようです。
材料
- ミディトマト:1つ
- キャベツ:葉1枚
- 水:100cc
- 水溶き片栗粉:(片栗粉小さじ1+水小さじ3)
- 鳥ささみのフレーク
作り方
- トマトを茹でてから湯剥きする
- トマトを4等分し、みじん切りにする
- キャベツを茹でた後、みじん切りにする
- 鶏のささみを茹でる
- トマトとキャベツを4に加え、茹でる
- 水溶き片栗粉を混ぜて出来上がり
トマトをなかなか食べてくれないお子様にいかがでしょうか。片栗粉のとろみでとても食べやすそうですね。
離乳食は赤ちゃんのペースに合わせて
お肉を使った離乳食は、とろみをつけたり飲み込みやすいものに混ぜると食べやすそうですね。
離乳食は、赤ちゃんによっても進み具合がちがいます。無理せずに赤ちゃんのペースに合わせて、お肉も様子を見ながら取り入れていきましょう。