離乳食完了期から幼児食期、献立がマンネリ化してきませんか?
子どもが1歳を過ぎると、次第に離乳食も完了期を迎え、その後幼児食へ移行するタイミングを迎えます。
離乳食を始めたばかりの頃と比べると、食べられる食材は一気に増えたものの、気づくと似たような献立を出してしまっている…。皆さんにも思い当たるふしはありませんか?
ママリでも下記のような投稿が寄せられていました。
これは、食べる!便利!!
というもの教えて下さい。
視野が狭く、こんなものが!と最近知ったのが
ベビーダノンのヨーグルト!笑
何これー、残らないし、色々入ってるし
すごーい!感動しました✨遅いですよね💦
ほんと、もの知らないんです💧
なかなか食べてくれない我が子ですが
焼きおにぎりの冷凍ご馳走になったら
食べるし…
浅漬けの素で軽くつけたキュウリ食べるし…
友だちの家に行って、こんなもの、食べるのかっ!!と驚く事がよくあります💦
なにか、えーー!これよく食べるぞ!知らないの?便利だよ?と言うものあったら、ぜひ!
なかなか、自分1人ではどんなものを食べさせたらいのか思いつかない…というママからの投稿です。
「今まで食べさせてきたものばかりだと献立の変化に乏しい。けれど、急に大人と同じようなものを食べさせるのには少々抵抗がある…」と、筆者自身も娘の食事に関して一生懸命メニューを考えていた記憶があります。
新しい味覚にチャレンジさせたいけど、どんな食べ物がおすすめ?自分の子どもと同じくらいの月齢の子はどんなものを喜んで食べているの?と考えているママ、そんなときは先輩ママの体験談を参考にしてみませんか。
うちの子こんな物が好物です!先輩ママの体験談
今回はママリへ寄せられた「うちの子はこんなものが好物です!」という投稿を、いくつかまとめて紹介します。
なかには「それは意外!」と思うような食べ物についての体験談もありました。皆さんのお子さんにも食べさせてみたら、びっくりするほど食いつきが良い食べ物があるかもしれませんよ。
1.餃子の皮
そのまま好きな味付けて焼いただけでもおやつになるし、
トースターでピザ風に焼いたり、りんごやバナナの角切り半包みみたいにして焼いたり、
キッシュみたいにしたり、ラザニアにしたり。
ワンタン代わりにスープに細切りくらいにして入れたり、普通に具を包んで水餃子、餃子としても!
まずは「うちの子は餃子の皮が好物です」という先輩ママからの投稿です。
投稿内容にも書かれていますが、餃子の皮は餃子としてだけでなく、パンや麺よりも軽めの主食代わりや食感に変化をつけるためなど、さまざまな食べ方があるので、非常に重宝しそうですね!工夫次第でどんどんアレンジメニューを生み出せそうです。
餃子の皮を使ったミニピザを我が家でもときどき作るのですが、自分で好きな具を載せられる点や、軽い食感で何枚でも食べられる点が娘は特に気に入っています。
2.焼き海苔
お次に紹介するのは「海苔が大好物です」という投稿。我が家の娘も海苔が大好物なので、思わず共感してしまいました。
味がついていない焼き海苔でも、ひとくち噛むと磯の香りがふんわり漂うので、子どもでも「おいしい!」と感じるのかもしれませんね。
ご飯やお肉、魚などに海苔を巻くだけで、手が汚れにくい手づかみ食べメニューにすることができるのはもちろん、スープなどに海苔をちぎって入れるのも風味が良くなり食欲が増すので、おすすめの使い方です。
3.甘栗
こちらは「甘栗が好きです」という投稿。甘みがあってほくほくした食感が病みつきになってしまったのでしょうか、食べている姿を想像するととてもかわいいですね。そのままおやつ感覚で出してもいいですし、パンケーキなどに小さく刻んで入れても喜んでくれそうです。
本来の甘みが十分に満足できる味なので、変に砂糖が使われた甘いお菓子を食べさせてしまうよりもよいのかもしれませんね。
4.焼き芋
「焼き芋が好きです」という投稿もありました。甘栗同様にお芋本来の甘みとホクホク食感が、一度食べ始めると止まらなくなりますよね。
スティック状にカットした状態で焼き芋にすると手づかみ食べさせやすいこともあり、筆者自身もよく娘の献立で出していました。最近ではスーパーや食材配達サービスで冷凍されたスティック状のさつまいもの袋が販売されているので、そちらを利用してみるのもよいかもしれません。
そのまま味付けしないで食べさせてもいいですし、少し手間を加えてご飯と混ぜて芋ご飯風、他の野菜と一緒にサラダとして出すなどするのも喜んでもらえそうです。
5.煮干し
塩無添加のやつで私が食べてみたら特に美味しくもないんですが……😅ボリボリ食べてくれて、お菓子よりいいのでおやつ代わりにもなるしタンパク質少ないかな?というときにもそのまま出したり便利です!
「煮干しが大好きなんです」という子どもを持つママからの投稿もありました。
今まで食べてきた離乳食や幼児食よりもかなり歯ごたえがあり、少々苦味もあるので嫌いな子どもが多いのかな、というイメージを持ちがちですが、あのポリポリ食感やかめばかむほどうまみが出てくる点が気に入るのかもしれませんね。
コメントを寄せてくれたママも書いていますが、煮干しを子どもに食べさせる際には塩無添加のものを選ぶと、塩分の取りすぎを防ぐことができます。購入する際には一度チェックするといいでしょう。
- 田崎水産~長崎県橘湾特産~「煮干し、いりこの栄養について」(http://www.tasakisuisan.com/original5.html,2019年4月1日最終閲覧)
6.切り干し大根やひじき
切り干し大根やひじきの煮物が好きなお子さんもいるようです。大人が食べるようなものが好物だと、ママもわざわざ子どものために新たにおかずを作らず取り分けるだけですむので楽ちんですよね!
切り干し大根やひじきなど乾物類の特徴でもあるうまみは、かめばかむほどしみ出てくるので、子どもにとってはたくさんかむ練習にもなりそうです。また食材に濃い味付けをしなくてもおいしく食べられる点も、実は子ども向きなのかもしれません。
7.豆類
次に紹介するのは枝豆などの豆類が好物です、という投稿。気軽にぽいぽい口の中に入れられる感じや、指でつまんで食べるという行為が、小さな子どもには楽しく感じるのかもしれませんね。
煮豆や豆ごはん、小麦粉生地と混ぜて焼いておやき風にするなどしてみてもいいかもしれませんね。わが家では大豆の水煮を使ったひき肉カレーをよく作っています。
8.卵豆腐
卵豆腐は豆腐とはまた違った甘みがあっておいしいですよね。のどごしがツルッとしているので、夏場の暑いときなどちょっぴり食欲が無い…というときなどにもおすすめです。
そのままで食べても卵の味が感じられるので、子どもには十分満足できるはず。付属のたれは少なめ、もしくは使わなくてもいいかもしれません。
冷たいまま食べてもいいですし、お豆腐代わりにスープなどの具材として使うのも良さそうですね。
9.玄米フレーク
「うちの子は玄米フレークが好きです!」という投稿もありました。
歯ごたえのある食感や玄米の香ばしさがクセになり、食べ始めるとついもう一口…となってしまうのかもしれませんね。投稿内容にもありますが、砂糖がコーティングされていないタイプのものを選べば、砂糖の取りすぎを心配せずに食べられます。
牛乳をかけて朝ごはんなどに食べるのはもちろん、余ってしまったときには唐揚げなどの衣の代わりにまぶして揚げると食感の違った仕上がりになりますよ!
10.お好み焼き
最後に紹介するのはお好み焼き。1枚で炭水化物、野菜、肉・魚介などがいっぺんに食べられ、小さく焼けば手づかみでも食べられるのでおすすめです。野菜だけ、肉・魚だけで出すと嫌がって食べない…という場合には、お好み焼きに混ぜて食べさせれば喜んで食べてくれる可能性も。
ソースやマヨネーズを使わなくても十分おいしいですし、もし味の濃さが気になるようなら幼児向けに加工されたソースやマヨネーズを購入して使ってもいいですね。
アレンジ次第で子どもが食べられる食材は無限に広がります
大人の味付けと全く同じからさや濃さのものは無理でも、食べられる食材は工夫次第でどんどん増えていく離乳食完了期~幼児食期。
「この食材はもっと大きくならないと食べさせられないな」と最初から決めつけるのではなく、「こうしたら子どもも食べられるかもしれない」と考えながら献立を考えていけば、もっとメニューのバリエーションが増えていくかもしれませんね。子どももパパやママと同じような食事が目の前に並ぶようになるとうれしくなって、ますます食欲旺盛になってくれるのではないでしょうか。
おいしいご飯と共に笑顔が絶えない食事タイムを過ごせるといいですね。