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新生児の母乳量の目安は?量や授乳間隔の体験談と飲みすぎる原因を紹介

©ママリ

新生児はどんどん成長するため、月齢ごとに母乳やミルクを飲む量ももちろん変わってきます。月齢ごとに生後3か月までを紹介します。

生後1か月は欲しがるだけ母乳をあげる

一度にたくさん飲むことができないので何度も授乳をします。1日に7~10回、多い赤ちゃんでは15回授乳するという場合もあるようです。1回の授乳時間は既に紹介したとおり10~20分程度とし、長くなり過ぎないように気をつけてくださいね。

生後2か月の授乳間隔はそれまでと変えずにOK

赤ちゃん PIXTA

土屋恵司氏が監修している育児本、『最新版らくらくあんしん育児』によると、生後2か月の授乳間隔は約3時間です。新生児また生後1か月のときと変わりませんが、1日当たりの授乳回数は約6回から8回です。ただ、赤ちゃんによって個人差があるため、その子のペースに合わせて授乳することをおすすめしますよ。

気になるときは、小児科や保健センターなどで相談してみてくださいね。

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生後3か月では遊び飲みをする赤ちゃんも

生後3か月の赤ちゃんはそれまでと比べ1回あたりの哺乳量が増えるため、授乳間隔もあいてくるようになります。授乳は3~4時間で、1日5~6回の授乳が目安とされます。

また母乳を吸わず乳首をかんでみるなど、いわゆる「遊び飲み」と言われるものを始める赤ちゃんもいます。そうした場合にも長時間授乳するのではなく時間で切り上げるのが良いでしょう。

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出典元:

母乳の量が足りているかチェックしよう

赤ちゃん PIXTA

ほとんどの赤ちゃんは授乳が終わってから3時間程度は満足できますが、授乳が終わって1~2時間程度で母乳を欲しがる場合は授乳量が足りていないのかもしれません。

しかし、筆者の経験では3時間も泣かずにいることはなく、泣いたら常に母乳を飲ませていました。産婦人科でも「欲しがったら3時間を待たずに頻回であげていれば母乳育児が軌道に乗るので大丈夫」と指導をうけていましたよ。

気になるときは、母乳外来などに相談することをおすすめします。

母乳が足りていない場合に考えられること

以下は、片山道弘医師が経営する、こどもゆめクリニックのサイトが明記している母乳が足りないときに考えられることです。参考にしてみてくださいね。

  • 1時間ほど母乳を吸っている状態
  • 1日に出るおしっことうんちの量や回数が少ない
  • 体重の増えが少ない
  • 機嫌が悪い

上記の内容に当てはまる場合は、母乳外来や小児科で相談することをおすすめします。

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