筆者の新生児訪問体験談!
ここからは、私の体験談をご紹介します。
①第一子、里帰り出産先での新生児訪問利用
私は初めてのお産を里帰り先で迎えました。初めての赤ちゃんで、病院から退院したあとの右も左も分からない時期、1日ですらとても長く長く感じるのに、1ヶ月健診の予約日なんて、もっともっと先の遠い日に思えたものです。
それまでの間、本当に赤ちゃんは順調に育っているのか確かめるために、ぜひ新生児訪問を受けたいと思っていました。
ところが、私と赤ちゃんの住民票があるのは東京都立川市。今いるのは東京都大田区。自治体が違います。新生児訪問、受けられるのか…?
電話で問い合わせをしてみると、まずは今いる大田区で新生児訪問を受け、自宅へ戻ったら、立川市の新生児訪問を受けるよう勧められました。
そこで、まずは大田区の新生児訪問を受けました。出生後21日目のことです。助産師さんとお話をしたり、その間に赤ちゃんが泣いたら授乳をしたりして、その様子も見てもらいました。
赤ちゃんの体重を量ると、退院時より1日あたり51gずつ増えていて、完全母乳でしたが「大変立派!」と太鼓判。これは、母子手帳の「晩期新生児期」のページに記録されています。
それまでは、赤ちゃんが泣きやまないと「少しミルクを足した方がいいのかな…」と不安に思うことがありましたが、その日以来もうミルクのことで迷うことはありませんでした。
②自宅での新生児訪問
さて、生後3ヶ月が目前となった頃、立川市の自宅へ戻ることになりました。実家には家族がいましたが、これからは日中一人きり。なんでも自分でやらなくては、と不安な心境ながら「がんばるぞ」と気負うところもありました。
そのような中、初めて迎えるお客様が、このときの助産師さんでした。張り切って掃除をし、紅茶を用意してお出ししました。
その方は、お茶には手を付けずに帰られましたが、「きれいにされているんですね。お気遣いありがとう、がんばっているんですね、偉いわ」等褒めてくださいました。
当時、私は「赤ちゃんがいる生活」のことを「一大事業にかかりきりになっている」という実感があったのですが、それでもなんとか普通の業務がこなせたかな、とほっとして、なんだか自信をもてたきっかけになった気がしています。
この時、長男はベビーベッドに寝かせていました。当時、日中ベッドに置いておくと、自分で何か声を出しながらげんこつをしゃぶり、そのうち一人で寝てしまうのが長男のパターンでした。
「いい子ね、みんながみんなそうじゃないのよ。寝かしつけにとても苦労しているおうちもたくさんあるのよ。なんていい子なの。」と言ってもらいました。
わが子の他に知らない私なので、これまでは長男の寝る様子について普通のことと思っていましたが、そう言ってもらうと、長男のことが誇らしく、またラッキーに思えて、以後そんな長男の様子を見るたび明るい気分になりました。これもよかったこととして記憶に残っています。
小さな赤ちゃんがいて、なかなか外へ出て誰かとおしゃべりをしたりすることがない時期、こうして他人に褒めてもらうことが、どれほど心強く、励みになったことか。
また、事前の電話連絡の際、気になっていることがあるか聞かれたので、赤ちゃんと一緒に出掛けたり、ママ友を作って交流したりしたいと思うことを伝えていました。
すると当日、近所にある赤ちゃん広場やサークルについてのリストをもらうことができて、よかったです。
③第二子の新生児訪問
長男と二歳半差で次男が誕生しました。次男は24日目での新生児訪問となりました。
この頃は、赤ちゃんや育児についての心配事はほとんどなかった私。それよりも、わんぱく盛りの長男の言動にヒヤヒヤしたり思い悩んだりすることが多かったです。
助産師さんは、そのことにも親身になってお話を聞いてくださいました。また、長男を抱っこしたり、絵本を読んであやしたりして、「お兄ちゃんになったのね。よかったわね!」と相手をして、長男の気持ちをほぐしてくださったのを覚えています。
ママリに寄せられた体験談も紹介
ほかにも、実際に新生児訪問してもらった先輩ママの体験談を紹介しますので、滞在時間やどんな会話をするのか気になる方はチェックしてみてください。










