続いては真似っ子遊びで1歳半の発語をうながす方法です。ママパパが身振り手振りとともに、赤ちゃんにとって話しやすい言葉を話してあげるというもの。
たとえば赤ちゃんが手にしているものを「ちょうだい」と言って受け取るなど、コミュニケーションの中で自然に言葉を教えてあげる方法です。手遊びやわらべうたなども効果的ですよ。
絵本の読み聞かせ
絵本の読み聞かせも1歳半の赤ちゃんの言葉の発達のために良い方法ですね。特におすすめなのは、プープー・ビュービューなどのオノマトペ(擬音)や繰り返し言葉が書かれている、言葉遊びの絵本です。
言葉のゆっくりな1歳半の赤ちゃんが真似できるように、簡単な語彙の絵本を選びましょう。くり返し読んであげることで、1歳半の赤ちゃんが真似して発語してくれるようになるはずです。
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口周辺の筋肉を鍛える
1歳半の赤ちゃんの言葉の発達をうながすなら、口周辺の筋肉を鍛える方法もぜひ取り入れてみてください。たとえば食事のときに「フ~」と冷ます動作をさせたり、干し芋などの少し硬いものをかじらせることができます。
口腔筋が十分に育たないと発音がわるくなることがあるので、ぜひ紹介した方法を試してみてくださいね。
受診すべきか迷ったときは、1歳半健診で相談を
先輩ママたちの声からわかるように、1歳半で言葉が出ていなくても、成長とともに自然と言葉を話せるようになることはあります。一方で「何もしなくてよいのか」「専門家による診察が必要か」の見極めは、ママ自身では難しいですよね。
少しでも不安に感じているなら、1歳半健診での医師の診察で相談してみましょう。その際、専門機関の受診、あるいは定期的な相談を勧められた場合は、指示に従ってください。
ただ、受診や相談のすすめがあったからといって、必ずしも発達に問題があるというわけではありません。悲観するのではなく「わが子の成長のプラスになるアドバイスをもらおう」という前向きな気持ちで相談してみるとよいでしょう。
- 名古屋市小児科医会「子供たちの健康のために第3版」(http://aichi-pediatric-ass.jp/wp-content/uploads/2013/06/14314100ba4afcc153768256cb475d56.pdf,2019年11月17日最終閲覧)
- はせがわこども・ファミリークリニック「はせがわこども・ファミリークリニック」(https://hasegawa-kfcl.com/checkup.html,2019年11月17日最終閲覧)
- 一般社団法人 日本小児神経学会「Q72:言うことは理解できるのですが単語が数語しか出ないのは病気でしょうか?」(https://www.childneuro.jp/modules/general/index.php?content_id=79,2019年11月17日最終閲覧)
- 徳島県医師会「言葉の遅れ」(https://www.tokushima.med.or.jp/kenmin/doctorcolumn/hc/602-375,2019年11月17日最終閲覧)
- 堺市「Q1. 2歳になっても意味のある言葉がありません。ジュースなど欲しいものがあると、私の手を引っ張ってとってもらおうとするので、理解はしていると思うのですが。(2歳 女児)」(https://www.city.sakai.lg.jp/kosodate/hughug/sodan/kenkokosodate/hattatsu/nayamisodan/kotobaimi.html,2024年5月31日最終閲覧)










