キャベツを離乳食に使うための下ごしらえ
キャベツを離乳食に使う際には、やわらかい内側の葉を使うのがポイント。芯や硬い外側の葉は離乳食には向いていません。
赤ちゃんの成長時期にもよりますが、最初は加熱してやわらかくし、すりつぶしてペースト状にする必要があるので、ブレンダーなどの調理道具があると便利です。加熱方法は鍋でゆでる以外に、シリコンスチーマーなどを使用してレンジで温めるのもお手軽です。
キャベツは繊維が残りやすいので、最初のうちは裏ごしして、なめらかなペースト状にすると赤ちゃんも食べやすくなります。ビタミンは水に溶けやすいので、ゆで汁なども一緒に与えるとしっかり栄養を摂取できるでしょう。
- 大阪市中央卸売市場「市場内事業者の「美味しいもの 美味しい時」情報」(http://www.shijou.city.osaka.jp/sikyoportal/?page_id=673,2021年5月12日最終閲覧)
- 独立行政法人農畜産業振興機構「キャベツ」(https://vegetable.alic.go.jp/yasaijoho/yasai/0707_yasai1.html,2021年6月29日最終閲覧)
キャベツを長持ちさせる保存方法
キャベツを丸ごと購入した場合、使い切るまでに何日もかかってしまうことがあるので、新鮮さを失わないように保存しておきたいですね。
丸ごと保存する場合には、芯をくりぬいて湿らせたペーパータオルを詰め、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保管すると、水分を失わずにみずみずしさを保つことができます。カットした場合は、ラップで包むとキャベツが呼吸できず黒ずんでしまうので、ビニール袋に入れ替えて冷蔵庫で保管すると良いでしょう。
ペースト状に下ごしらえしたら、フリーザーバッグなどに入れて冷凍保存することもできるので、必要な分だけ解凍して使うと毎回の準備も楽になりますよ。
- KAGOME「「キャベツ」栄養を逃さない料理のコツと保存法」(https://www.kagome.co.jp/vegeday/yasai/cabbage/,2021年5月12日最終閲覧)
- 旭化成ホームプロダクツ「保存テクニック キャベツの保存」(https://www.asahi-kasei.co.jp/saran/preservation/vegetables/food25.html,2021年5月12日最終閲覧)
キャベツをはじめ離乳食での野菜の取り入れ方や、そのほか離乳食についての記事をもっと読みたい方は、下記よりごらんください。
離乳食後期にはキャベツとほかの食材を組み合わせて
離乳食の初期には、シンプルにキャベツを加熱してすりおろしたものが適していますが、後期になって食べられるものが増えてきたら、ほかの食材と組み合わせたメニューにするのもいいですね。
キャベツは癖がなくほのかな甘みがあって食べやすいので、ペースト状にしたものをしらすのお粥にまぜたり、マッシュポテトに混ぜたりして、さまざまなアレンジで多彩な離乳食を作ることができます。肉類との相性もいいので、ひき肉と一緒に煮込んだスープなどもおすすめです。
先輩ママも実践!キャベツの離乳食レシピ
それでは、実際に先輩ママが実践している体験談から、おすすめのキャベツの離乳食レシピや、加工方法、与え方などを学んでいきましょう。
キャベツペースト
離乳食初期から食べられるキャベツ。最初はペースト状にする必要がありますが先輩ママはブレンダーを使っていたそうです。










