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プレイヤイヤ期で親が疲れないために。しない方がよい3つのこと

2歳ごろを中心にしたイヤイヤ期が本格化する前、子どもの自我が芽生えてだだこねが目立つ時期は、俗に「プレイヤイヤ期」と呼ばれています。おむつ替えやお風呂を拒否したり、食事を思うように食べなかったりと、親にとってはイライラしやすい時期でしょう。この時期では、そんなプレイヤイヤ期に子どもと穏やかに関わるために、親がしない方がよいことを3つお伝えします。

PIXTA

プレイヤイヤ期の育児で大切な、3つの「しない」

プレイヤイヤ期にできるだけ穏やかに子どもと接するためには、子どものイヤイヤを助長する、あるいは親が余計にイライラするような関わり方を避けることが必要です。

子どもに対するこれからの関わり方の参考に、チェックしてみてくださいね。

1. 子どもを説得しない

わがまま 乳児 ママ PIXTA

プレイヤイヤ期の1歳半ごろの子どもにとって「我慢」はまだ難しいものです。また、親の話を聞いて理解する力も十分ではありません。そのため、一生懸命「〇〇だからダメだよ」「我慢しようね」と説得しても、伝わらないことがあります。

子どもの要求が受け入れられないときは、いったん「こうしたいのね」と受け止めつつ「今はできないの」「あとでしようね」と制止してOK。例えばお店でおもちゃやお菓子の売り場から離れないときは、抱っこで連れていくしかないときもあるでしょう。

いつでも子ども納得させようとすると、親の方が疲れ果ててしまいます。この時期の子どもを説得するのは限りなく難しいと考えて、真正面から向き合うのはほどほどに。

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2. 泣かせることを悪いと思わない

大泣き 1歳 PIXTA

自我が芽生えた子どもの中には、思い通りにならないとすぐに泣き出す子もいます。「以前より泣くことが増えた」「また泣かせてしまった」と思う方もいるかもしれません。

しかし、泣いて自分の気持ちを表すのも自己主張です。また「自分でやりたいのにうまくできなかった」「自分の気持ちがうまく言葉にできない」という経験も、子どもを成長させてくれるはず。泣くことは時に親を困らせますが、いけないことではありません。

泣かせないように気を付けようと考えていると、親は気を張って疲れてしまいます。泣かせることは悪いことではない、泣いてもいいやと思うようにすると、少し気が楽になるかもしれません。

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3. 無理に要求に応えない

靴 履かせる 子ども PIXTA

イヤイヤ期は、ある程度子どもの思いを受け止めて、思うようにしてあげるのも一つの関わり方です。一方で、親がイライラをため込んでまで、無理に要求に応える必要はありません。

例えばお出かけ前の支度で時間の余裕がないとき、あるいはパパやママの疲れがたまっていて「今日は穏やかに関われないかも」というときは、イヤイヤに付き合わずにその場を切り抜けてしまいましょう。嫌がっても大人が靴を履かせたり、イヤイヤしたままお風呂に入れたりしても良いのです。

子どもにとっては思い通りにならない経験も必要。親の心に余裕がないときは、要求に応えなくてよいと考えましょう。

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穏やかに関わるには、割り切りがカギ

イヤイヤ PIXTA

子どもがだだをこねたり泣きわめいたりしたら、どうにかして鎮めたいと思いますよね。しかし、プレイヤイヤ期の子どもはまだ我慢ができず、言葉がつたないため、どうしても「泣く」「叫ぶ」は減らせないものです。

親としては子どものイヤイヤに翻弄されず「今はそういう時期だから」という割り切りも必要。頑張りすぎず、無理をしないで、イヤイヤ期という心の成長期を迎えつつあるわが子に伴走する気持ちでいると、少し穏やかにわが子と関われるかもしれませんね。

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