乳児のお風呂の入れ方は？沐浴を卒業後にどうするの？

ママ1人でも大丈夫、乳児をお風呂に入れる方法

1カ月検診で「もう大人の湯船に一緒に入れていいですよ～」と言われたママもいるはず。

しかし、一体どうやって？沐浴の仕方は丁寧に教えてもらったけど、大人と一緒にお風呂に入れる方法は誰にもレクチャーされてないよ！という方のために、乳児のお風呂の入れ方をまとめました。

準備や手順、その後のことを順を追ってご紹介します。

お風呂の準備

• 脱衣所で赤ちゃんを待たせておくときのバウンサーやクーファン、座布団など
• 赤ちゃんの服
• おむつ
• バスタオル
• ガーゼ
• ママのお風呂セット(服やタオルなど）

お風呂からあがったときのことを想定して、脱衣所に準備はしっかりしておきましょう。

お風呂に入れる手順

1. 赤ちゃんを脱衣所に置いたバウンサーやクーファン、座布団の上に寝かせる
2. ママがお風呂に入り、体を洗う（たまに扉を開けて赤ちゃんの様子をみてあげると赤ちゃんも安心）
3. 赤ちゃんの服を脱がせ、ラックの上に服、おむつ、バスタオルを広げる
4. 赤ちゃんを膝の上にのせる(縦抱き抱っこでも横抱っこでもOK）
5. 顔をガーゼでやさしく洗う(乳児湿疹の出る子は石鹸をつかって）
6. 頭の下に洗面器を置き、ガーゼを使って髪を濡らしたら石鹸を泡立ててやさしく洗う(沐浴の時と同じ）
7. 頭に泡が残らないようにガーゼを使ってしっかり泡をおとす
8. 首から順に体を洗う(脇の下、指の間、鼠蹊部などは丁寧に）
9. ママと一緒に湯船につかる
10. あたたまったら赤ちゃんをラックの上のバスタオルで拭き、素早く服を着せる
11. ママが体を拭いたら赤ちゃんと一緒にあたたかい部屋へ

このようなことに気配りしてみましょう

• 赤ちゃんがまだ怖がるようなら沐浴布をお腹の上にのせて安心させてあげて
• 膝の上が石鹸でつるつる滑って安定しないなら、膝の上にタオルを敷いて赤ちゃんをのせてもOK
• 赤ちゃんの頭を支えるのは利き手ではない方の手で！利き手で体を洗うと洗いやすいですよ
• シャワーで石鹸を流したい場合は、指先が常にシャワーの吹き出し口にあたるように持ち、温度に注意

お風呂からあがったら…

お風呂からあがり、赤ちゃんと一緒に暖かい部屋に移動したら、その後のケアをしてあげましょう。

• 体をしっかり拭いてあげる
• ベビーローションやクリームなど、時期に応じた保湿をする
• 必要であれば、母乳などの水分補給をする

お風呂の温度と時間

いままで紹介したこと以外にも、時間や温度などママの気になることを以下で紹介します。

気をつけたいお風呂の温度

お風呂には38～40度のお湯が理想的です。ベビーバス時代の湯温計があるならそれを使ってもよいですね。夏場は38度くらい、冬場は40度くらいがよいでしょう。

また、お風呂に入る時間ですが乳児がお湯につかっている時間は6～10分程度が理想です。シャワーなども入れた入浴時間全体合わせても15分以内にしてあげしょう。

お風呂にゆっくり入る派だったママにとっては時間が短すぎるように感じるかもしれませんが、休日にパパと交代してゆっくり入らせてもらうなどしてみてください。

1日1回はお風呂に入れてあげて

1日何回お風呂に入れてあげればいいのかしら？人によって言うことは違うけど…と悩んでしまうママも多いかもしれません。

基本的に赤ちゃんは新陳代謝が活発なので、最低でも1日1回はお風呂に入れてあげましょう。

あせもができた！汗だくになった！乳児湿疹がひどい！そんな時は1日に何度か入れてあげてもよいでしょう。2度目、3度目のお風呂は、シャワーだけで済ませます。石鹸は1日1回にしましょう。

自分の入れやすい方法でリラックスして！

赤ちゃんをお風呂に入れる方法をここまでご紹介してきましたが、はっきり言ってお風呂の入れ方に決まりはありません。

大切なのはママと赤ちゃんがリラックスしてお風呂に入れること。

今回ご紹介した入浴手順を参考に、自分なりのお風呂の入れ方を見つけて、赤ちゃんとのバスタイムを謳歌してくださいね！

生後0か月の赤ちゃん育児についてもっと知りたい方は、以下からごらんになれます。