後追いが始まるのはいつごろ?
人見知りが始まり、ハイハイができるようになると、今度は後追いが始まります。ママの姿が見えなくなり、不安で泣き出したり探し回ったりする後追いは、一般的に生後9ヶ月ころから始まるといわれています。
後追いは赤ちゃんがママのことを「一番絆の強い特別な人」と認識した証しでもあり、成長の一つです。
成長は嬉しい一方で、一日中ママの姿を追いかけ一瞬でもママが見えなくなると大泣き。トイレにも行けず困り果てているママも多いのではないでしょうか。この時期の赤ちゃんのお世話をするママの体験談を見ていきましょう。
- ユニ・チャーム株式会社「生後9ヶ月の赤ちゃんの発育・発達」(https://www.babytown.jp/b/childcare/hyakka/pb0020.html,2017年6月20日最終閲覧)
体験談①:トイレにも行かせてくれない
我が家では、まずはじめは父親に対しての人見知りが始まりました。これには困りました。私以外は父親であっても大泣きするのですから…。後追いでは、私をトイレにも行かせてくれませんでした。トイレのドアの向こうで大泣きです。 出典: www.the0123-lab.com
ママの次に近い存在であるパパから人見知りが始まるパターンが多いようです。毎日一緒にいる存在なのに…パパは悲しくなってしまいますね。
体験談②:家族はOKな人見知り
6ヶ月を過ぎたあたりから人見知りが始まりました。 私と主人、私の両親以外の人を見ると大泣きして誰も抱っこはできません。
(中略)家でもトイレに行ったり隣の部屋に着替えに行くだけでも大泣きしてハイハイで追いかけてくるので、なかなかトイレも行けず、オナカの調子が悪くなったらどうしようとヒヤヒヤします。
家事の時は泣くのでおんぶ紐で背負っているので肩凝って痛いです。 出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
ママ以外も家族は大丈夫!というケースです。それでも、ママは試行錯誤しながら頑張っています。子供も大きくなってくるので、おんぶひももだんだんつらくなりますね。
体験談③:他人と目が合うだけで号泣
娘の人見知りは唐突に7ヶ月から始まりました。ピークは1歳前後の時。すれ違う人と目が合うだけで号泣ってことも何度もありました。両実家とも遠方のため、当然私の両親、夫の両親もNG。当時娘が泣かずに抱っこできるのは、私と夫だけでした。 出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
「ママしかダメ!」から間もなくパパも受け入れるようになります。ですが、パパママ以外の人に慣れるのは時間がかかるようですね。
体験談④:4ヶ月から始まった早期の人見知り
うちは4ヶ月から人見知り始まりました。
今8ヶ月で少しましになりましたが知らない人が抱っこすると抱っこしてる人と私の顔を何回も何回も見比べ‥最終的にはやっぱり泣く事が多いです(笑)
後追いはズリバイ始めた6ヶ月からでした。 出典: mikle.jp
平均的な時期より早く後追いが始まったケースです。始まる時期にはかなり個人差があるようですね。
体験談⑤:家事もできないピッタリ娘ちゃん
6ヵ月の手前くらいから、とにかく母親べったりで、ハイハイをしていた娘は、トイレにも台所にもどこにでもついてきてました。本当にいつも一緒で、パパの所にも行ってくれなくて1人の時間がなく辛く、料理もスムーズに出来ず、イライラしていました。 出典: www.shimajiro.co.jp
家事がスムーズに行えないことに加えてママ1人の時間がないと疲れてしまいますよね。少しでもパパの方に行ってくれたら良いのに…と思ってしまいます。
後追いは順調な成長の証し
知能が発達してくると、「ママは大切な人」という判断ができるようになります。ですが、「姿が見えなくても存在している」「またすぐに戻ってくる」ということがまだ理解できないため、ママが離れるとパニックになってしまいます。
そして、ハイハイなどの移動手段を使えるようになると、これらが「後追い」という形になるのです。つまり、赤ちゃんが後追いをするのは、心身ともに順調に育っている証拠なのです。
「家事をしなくては」「育児ももっと頑張らなくちゃ」と焦ってしまうと、後追いはママにとってストレスになってしまうのではないかと思います。今このときにしか見れないわが子の成長を優先し、家事は最低限にしても良いのではないかと思います。
赤ちゃんにとって特別な人となったうれしさを感じ、赤ちゃんを抱きしめてあげる時間を増やしていけると良いですね。それでもストレスを感じるのだって自然なこと。パパや家族に相談しながら、1人で抱え込まずに見守っていきましょう。