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生後9か月の赤ちゃんの成長と特徴は?身長と体重や日常生活の注意点を解説

©ママリ

つかまり立ちをしたり指でものをつかんだりと、成長が見られる生後9か月の赤ちゃん。その発育にあわせて、次のような新しい遊び方をパパママが教えてあげると、さらに発育を促してあげられるでしょう。

手作り楽器あそび

身近なもので手作りの楽器を作ると、生後9か月の赤ちゃんはその音に夢中になり楽しんでくれるはずです。

たとえば320mlくらのペットボトルに鈴や小さく切ったストロー、ビーズなどを入れて蓋をテープでとめればマラカスの完成。空き箱はそのまま太鼓として遊べますよ。

室内探検

ハイハイやつかまり立ちができるようになったら、パパママも一緒に室内をハイハイで探検してみませんか?パパママが赤ちゃんの目線になれば、赤ちゃんが喜ぶだけでなく室内の危険も見つけられるかもしれません。動けるようになった赤ちゃんを危険から守るためにも役立つ遊びです。

まねっこ遊び

たとえば仕事に行くときにパパが「バイバイ」と手を振る、ママが目の前で「パチパチ」と手を叩く、朝起きたらおはようと言いながらペコリと頭を下げる…。このような動きをまねさせるまねっこ遊びは、日常動作の習得にも役立ちそうですね。

出典元:
  • 細部千晴(監)「最新版この1冊であんしんはじめての育児事典」P66~71(朝日新聞出版,2015年)
  • 田原卓浩(著)他「すくすく赤ちゃん 小児科医が贈るこころとからだをはぐくむ子育ての本」P12~13(保健同人社,2014年)
  • 土屋恵司(監)「最新版らくらくあんしん育児」P108~117(学研プラス,2017年)
  • 伊久美亜紀(編)「最新!育児新百科mini」P130~139(ベネッセコーポレーション,2017年)

生後9か月で注意すべきこと

赤ちゃん 転ぶ PIXTA

生後9か月の赤ちゃんは手先が器用になってくるため、いろいろなものを引っ張り出すなどいたずらをすることもあります。ハイハイやつかまり立ちで、今まで手が届かなかった場所にも少しずつ手を伸ばすようになります。

そのため細かいものはもちろんのこと、赤ちゃんの口に入るような大きさのものは手の届く場所に置かないことが大切です。きょうだいがいる場合は、気づかないうちにおもちゃを出していることもあるため、小さなビーズやブロックなどの置き場所には注意しましょう。

また、この時期はつかまり立ちに挑戦する赤ちゃんもいますが、まだ体が不安定な状態のため倒れて転んでしまうことがあります。ハイハイをしているときも勢いあまってドアにぶつかってしまったり、ドアに触れた際に手を挟んでしまったりするかもしれません。

赤ちゃんがハイハイやつかまり立ちをし始めたら、けがをしないようにマットを敷いたり、家具の角にはコーナーガードを付けたりするなど安全対策をしましょう。

9~10か月健診を受けよう

生後9か月から10か月になる前日までに、ぜひ受けておきたいのが健康診査です。地域により詳細や料金は変わる可能性がありますが、生後9か月から10か月の赤ちゃんは、ほとんどの場合で公費により無料で健康診査を受けられます。

発育具合や気になること、不安なことを医師に相談できる良い機会です。また体に異常がないか確認してもらうこともできるので、受ければ安心感が高まりますよ。

出典元:
  • 細部千晴(監)「最新版この1冊であんしんはじめての育児事典」P66~71(朝日新聞出版,2015年)
  • 土屋恵司(監)「最新版らくらくあんしん育児」P108~117(学研プラス,2017年)
  • 田原卓浩(著)他「」P12~13(保健同人社,2014年)「すくすく赤ちゃん 小児科医が贈るこころとからだをはぐくむ子育ての本」P30(保健同人社,2014年)
  • 八王子市子育て応援サイト「9か月~10か月児健診」(https://kosodate.city.hachioji.tokyo.jp/soshiki/oyokohokenfukushicenter/617.html,2022年11月10日最終閲覧)

生後9か月は赤ちゃんの成長と共に安全な環境作りを!

生後9か月になると身長・体重ともに発育が顕著になり、できることが増えてきます。ハイハイやつかまり立ち、バイバイができるようになる赤ちゃんもいて行動範囲がぐんと広がり、睡眠や離乳食も少しずつ大人に近づいてくるので、「成長したな」と感慨深い気持ちになるはずです。

ただ行動範囲が広がりできることが増える生後9か月は、室内の危険とも遭遇しやすい時期。一緒に室内探検をして、赤ちゃんの目線で室内をチェックしてみましょう。もし気になることがあれば、生後9か月の健康診査で相談してくださいね。

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