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離乳食におすすめのニンジン!調理のポイントとレシピをご紹介

離乳食で活躍する野菜と言えばニンジンですよね。離乳食初期から食べられて、甘みがあって子どもでも食べやすく、活用範囲が広い優秀な野菜です。しかし、「離乳食のニンジンを食べない…」という悩みを抱えるママもいるようです。そこでこの記事では、離乳食初期・中期・後期それぞれのニンジンの調理法やレシピをご紹介します。ブレンダーでのニンジンペーストの作り方や、ニンジンのすりおろし方・レンジを使用する裏ごし法など、離乳食で役立つ下ごしらえの方法もぜひ参考にしてくださいね。

©ママリ

離乳食にニンジンがおすすめな理由

やわらかくゆでれば離乳食初期から食べられて、中期・後期・完了期とすべての期間で最も重宝される野菜と言ってもよいニンジン。離乳食にニンジンがおすすめされる理由は、初期から食べられるからだけではありません。

  • 甘みが強く子どもでも食べやすい
  • 加熱によりやわらかく食べやすくなる
  • βカロテンが豊富
  • 保存期間が長い

ニンジンはよくゆでればやわらかくなり、甘みが強いため離乳食初期の子どもでも食べやすいことが最大の魅力でしょう。栄養素や食物繊維が豊富な緑黄色野菜で、野菜の中では長めに保存も可能。子どもにとってもママにとってもうれしい野菜です。

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やわらかくならない場合はどうする?ニンジンの調理ポイント

ニンジン PIXTA

離乳食期の子どもにとって食べやすい野菜であるニンジンですが、どうしても食べないという場合もあるでしょう。子どもがニンジンを食べてくれないのは、もしかしたら「下ごしらえ」に問題があるのかもしれません。

離乳食期の子どもでも食べやすいようにするためには、ブレンダーでニンジンペーストにしたり、裏ごしをしたりするのがおすすめ。それでは、ニンジンを食べやすくするための具体的な下ごしらえ方法を見ていきましょう。

離乳食に使うニンジンはブレンダーでペーストに

離乳食にニンジンを使うなら、ブレンダーでペーストにするのが最もおすすめです。離乳食初期の食材は「ポタージュ状」にするのが理想的。やわらかくゆでてブレンダーにかけとろみをつければ、甘くて舌触りの良いポタージュ状のニンジンになります。

冷凍すると柔らかくなるので、茹でたものを冷凍して使うときにブレンダーすれば簡単だと思います!
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「離乳食のニンジンをどうしても食べてくれない…」という子どもには、ぜひブレンダーですりおろしたニンジンペーストを食べさせてみてください。

ニンジンをブレンダーですりおろす際には、ママリへ寄せられた意見のように一度ゆでたものを冷凍、そして使うときにすりおろすと上手につぶれやすいですよ。

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ブレンダーがなければやわらかくゆでて裏ごしを

離乳食のためにニンジンペーストを作りたくてもブレンダーがない。そのようなときは、やわらかくゆでたニンジンを裏ごししてください。少々手間がかかりますが、ブレンダーで作るようなニンジンペーストができますよ。

ブレンダーに入れる時にんじんを細かめに切ってますか?
あとブレンダーって量少ないとうまく出来ない時ありますよ💦
にんじんならクタクタに煮ればすぐすり潰せるのでブレンダーより手でやった方が簡単ですよ✨
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上でご紹介したコメントのように、離乳食は「少量」で作る場合もあるので、そんな時はブレンダーより手でやった方が早いこともあります。

例えば少量だけニンジンを使う場合は、シリコンスチーマーなどを使って、レンジでニンジンをやわらかくする離乳食調理法もおすすめ。レンジとシリコンスチーマーのセットなら短時間でニンジンをやわらかくすることができ、時短調理にもつながりそうですね。

ニンジンがやわらかくならない場合は

ニンジンを与えようと思っても、なかなかやわらかくならず苦労する方も少なくありません。裏ごし以前に、ニンジンがやわらかくならない場合はどのようにしたらよいのでしょうか?

人参を柔らかくするの、私も苦労しました💦
一番やりやすかったのは、人参をアルミホイルで巻いてからお米と一緒に炊くと、すぐ潰れて柔らかくなりましたよ☆
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人参の輪切りを茹でたものをそのまま冷凍すると、人参の繊維が壊れて裏ごししやすいと栄養士さんに教わりました(*^^*)
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ママリにはこのようなアドバイスがありました。アルミホイルで巻いてお米と一緒に炊く方法、一度冷凍する方法はぜひ試してみたいですね。

ニンジンをすりおろしてから煮込んでもOK

離乳食のニンジンはゆでてから裏ごししても良いですが、すりおろしてから加熱しても同じような舌触りになります。

すりおろし器でニンジンをすりおろすときは、円を描くように細かくなるようすりおろします。だし汁と一緒にニンジンを入れて中火で加熱し、沸騰したら弱火に切り替えてとろみが出るまでさらにゆっくりと混ぜながら加熱すれば、簡単にニンジンのすりおろし煮が完成。

取り入れやすい方法で調理し、離乳食期の子どもでも食べやすい形状を見つけましょう。離乳食のニンジンはゆでてから裏ごししてもよいですが、すりおろしてから加熱しても同じような舌触りになります。取り入れやすい方法で調理して、離乳食期の子どもでも食べやすい形状を見つけましょう。

離乳食についての記事をもっと読みたい方は、下記よりごらんください。

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月齢に応じたニンジンの固さと粒の大きさ

人参 PIXTA

ニンジンは離乳食に大変おすすめな食材ですが、月齢ごとに固さや粒の大きさを工夫して食べやすく調理してあげることがポイントです。ニンジンは固い食材ですから、初期・中期・後期・完了期と離乳食の段階ごとに適した調理をしましょう。

初期

離乳食初期のニンジンは、形の残らないなめらかなペースト状にするのが基本です。見た目には果肉が入らないジャムのような状態になるようにしてください。

にんじんを大きめに切って柔らかく茹で、そのままブレンダーしてます✨
初めはその後に裏ごししてましたが、最近は裏ごしせずに食べれています
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裏ごしするとさらになめらかになりますが、裏ごしせずに食べられる子どももいるようです。

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中期

離乳食中期のニンジン調理では「豆腐の固さ」が目安となります。指でつぶしてみて、簡単につぶれるくらいの固さにしましょう。初期に比べると粒を残せるようになり、細かいみじん切りくらいの粒の大きさまで食べられるようになります。

確かにモグモグ期が1番めんどくさかったかもしれません( ̄▽ ̄;)
私は買いませんでしたがフードプロセッサーがあると便利だと思いますよ!
…中略…
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ペースト状にするよりも手間がかかるのが離乳食中期から後期にかけてのニンジン調理。後に効率的な調理方法を解説しますので、そちらを参考にしながら挑戦してみてください。

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後期

離乳食後期になると、完熟バナナくらいのニンジンが食べられるまでに成長します。粒は5~8mm角の大きなみじん切り程度が目安。

5~8mmくらいの粒の大きさだと、手づかみ食べもできる大きさですね。最初は小さく切ってとろみをつけ、様子を見ながら少しずつ8mm角に近づけていきましょう。

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完了期

離乳食完了期に入ると、いよいよ肉団子くらいの歯茎でかめる固さのニンジンが食べられる時期です。粒の大きさの目安は1cm角。

ただ粒が大きくなると飲み込みにくいと感じる子どももいるので、その場合はとろみをつけて飲み込みやすくしてあげるのがおすすめですよ。1cm角に慣れてきたら、手づかみしやすいよう細いスティック状にしてもよいでしょう。

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先輩ママに聞くニンジンの離乳食レシピ

ニンジン PIXTA

離乳食で使い勝手の良いニンジン。より幅広く活用するために、先輩ママが実践していたニンジンを使う離乳食レシピをご紹介します。

豆乳、野菜、バナナで作るパンケーキ

離乳食初期後半から中期にかけて使えるようになる豆乳を利用し、ニンジンなど野菜たっぷりのパンケーキを作るレシピです。野菜が苦手な子どもでも、パンケーキなら食べてくれる…というケースも少なくないのではないでしょうか。

小麦粉、無調整豆乳、バナナ、レンチンか茹でてみじん切りにした小松菜、すりおろし人参でパンケーキも美味しいですよ(^^)
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このように、パンケーキへすりおろしたりつぶしたりした野菜を入れると、野菜の栄養価満点のパンケーキが完成します。ニンジンを入れれば甘みも増しますし、小松菜以外の野菜でも臨機応変に代用可能です。

つかみ食べの離乳食にピッタリのニンジンスティック

離乳食のつかみ食べを始める後期以降もニンジンは大活躍します。つかみ食べしやすいニンジンスティックなら、子ども自ら野菜を意欲的に食べてくれるでしょう。

基本はブロッコリーや人参、大根、じゃがいもをスティックや輪切りにしたのをだしてました!!
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つかみ食べできるようになると、離乳食中期までとは違い、スープやおかゆなどは食べさせにくくなってしまうことも。そんなとき、ニンジンやダイコンをスティック状に切り、やわらかくゆでた離乳食レシピが大活躍してくれます。

大人食にそっくりの野菜スープ

離乳食の定番である野菜スープ。中期以降だと野菜の粒も大きくなってきて、調理法や盛り付け方次第では大人食のように見せることもできますよね。

スープに離乳食のスープの粉いろいろ溶いて、野菜もいろいろ入れて大人が食べるご飯に似せて出してました
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パパママと同じような食事であれば、子どもの食欲も増すかもしれません。ニンジンはもちろん、それ以外の野菜もたっぷりと入れられるので栄養も満点ですし、ママにとっても調理が簡単なメニューですね。

大人が食べても納得ニンジンごはん

すりおろしたニンジンを使って、ニンジンごはんを作っているというママもいらっしゃいました。

お粥とにんじんしらす、出汁昆布と中期過ぎてからは塩やお醤油垂らしたりして炊いて冷凍してました
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ニンジンごはんはありそうでなかったアイデア。昆布だしを入れて作るニンジンごはんは、大人が食べてもおいしいごはんになるそうです。

昆布だしなら離乳食初期から使えますし、ホワイトソースを使ってドリア風にしてもおいしそうですね。覚えておくときっと役立ってくれるレシピでしょう。

簡単!ニンジンのスコップコロッケ

離乳食が後期くらいまで進んだら、ニンジンを使ったスコップコロッケを作ってみてはいかがでしょうか。調理に手間もかからないので、離乳食づくりが大変だと思っているママにもおすすめのレシピです。

離乳食が進んだらお子さんにもスコップコロッケならあげられますし
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油で揚げずに離乳食期の子どもでも食べられますし、野菜とお肉、炭水化物であるパン粉やジャガイモをバランスよく食べられるのもうれしいポイントですね。

ペーストにして混ぜれば、1回の離乳食だけで何種類もの野菜を食べさせることができます。

離乳食で活躍するニンジン!下ごしらえ法を覚えて活用して

離乳食 PIXTA

離乳食初期から中期・後期まで大活躍してくれるニンジンは、それぞれの時期ごとの下ごしらえ法を覚えればさまざまな料理に活用できます。ご紹介した先輩ママたちのアイデアレシピも参考にしながら、子どもが食べやすい離乳食を作ってみてくださいね。

まだ食べ物に慣れていない離乳食初期には、ブレンダーでニンジンペーストを作ったり、やわらかくゆでたり、レンジを使ったりして裏ごしする調理法がおすすめ。

子どもが離乳食のニンジンを食べないと悩んでいるママは、ご紹介した内容を参考にしながら、もう一度チャレンジしてみましょう。

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